そろそろ向日葵が見頃になっているのではないかと思い、7月18日(木)に小野市の『ひまわりの丘公園』に行きました。
R175を北上し、小野市に入ると直に、右手にひまわりの丘公園のランドマークである『ひまわりの塔』が見えてきます。
ひまわりの塔は、1991年(平成3年)に小野市のシンボルとして建てられたもので、県特産の御影石で作られています。
塔の天辺には向日葵の花が彫刻されており、東面には特産品の金物である鋏と鎌、南面には国宝の浄土寺、西面にも特産品の算盤と県立自然公園『鴨池』がデザインされたレリーフが施されています。
また、塔の南側アプローチの車止めの上部には、向日葵の花をあしらったタイルが貼られています。
案の定、向日葵は見頃を迎えていました。
公園駐車場の南側には花畑があり、ここに50万本の「ハイブリッドサンフラワー」が植えられています。
公園駐車場から直ぐに、「JA兵庫みらい」農産物直売所「サンパティオおの」があり、地元の野菜や果物、米などが販売されており、これらを求める人々で賑わっています。
子供たちは、親が向日葵を見、買い物をしている間、園内の「わんぱく広場(海賊船パニックワールド)」で遊んでいるようです。
7月下旬には向日葵は刈り取られ、秋の花、コスモス畑へと衣替えされます。
今年は7月27日(土)~8月4日(日)、向日葵の“切り花プレゼント” が予定されています。
≪ハイブリッド サンフラワー とは≫
ハイブリッドサンフラワーは景観形成作物として開発された草丈150cm前後のF1ハイブリッドひまわりです。花径30cmくらいの大輪花で、倒れにくい品種です。焼酎、ひまわり油、蜂蜜など農産加工品のほか、バイオディーゼル燃料(BDF)用としても栽培されています。
景観形成作物は、遊休農地や空き地を活用して花による景観作りをし、田園アメニティの向上、ひまわり祭りやひまわり迷路、コスモス花畑、コスモスマラソン、切花直売などイベント事業を含めた地域活性化にも利用されています。
≪F1品種とは≫
異なる系統や品種の親を交配して得られる作物や家畜の優良品種のこと。一代目の雑種の子では、大きさ、耐性、収量、多産性などで両親のいずれをもしのぐことがあります。
【関係サイト】
○ 小野市観光サイト「ひまわりの丘公園」