2017年8月26日付の朝日新聞朝刊に掲載されていた「しつもん!ドラえもん」です。
#2708「たいようけい編」としての質問です。
ハーバート・ジョージ・ウェルズ(Herbert George Wells)はジュール・ヴェルヌとともに「SFの父」と呼ばれている小説家です。イギリスのケント州ブロムリー出身です。1890年代から1900年代初頭にかけて、『タイム・マシン』(1895年)、『透明人間』(1897年)、『宇宙戦争』(1898年)などを発表しています。
書名:宇宙戦争〔A6判;文庫本〕
著者:H・G・ウェルズ
訳者:中村能三
発行所:株式会社 角川書店
初版発行日:1967年2月28日
この本は、昭和48年(1973年)、私が転職後に阪神深江駅近くにあった書店で購入したものです。
私の読書は学生時代の帰省時に東京駅八重洲北口改札外と言うよりも、日本橋口にあった書店で購入した、E・H・バローズの「火星のプリンセス」シリーズ(1965年から創元推理文庫(現在の創元SF文庫)その他で刊行)に始まりました。この頃はSF小説に嵌っており、書店に行っては興味を惹かれたSF小説を購読していました。
表紙カバー(ジャケット)の絵も古臭く、本文の文字のフォントも小さく、スピンも付いており、如何にも昭和30・40年代らしいものだと思います。
文庫本へのスピンは、コストダウンの観点などから、1970年(昭和45年)に新潮文庫を除いて廃止されました。
地球侵略を目論んでやってきたクラゲのような火星人に主人公達が対抗する物語です。
先の「しつもん!ドラえもん」の答えは明白ですが、念のため、同紙第7面に掲載されていた「こたえ」を見ておきましょう。