6月27日、フィリピン東海上で発生し、6月29日台風となった台風7号は、7月2日に久米島付近を通過、九州北部に接近し、対馬海峡を通過した後、4日9時に日本海で温帯低気圧に変わわりましたが、その後も列島に横たわる梅雨前線を刺激して西日本の広い範囲で記録的な大雨を降らせ、日本各地、特に東日本から西日本にかけての広範囲に甚大な被害を齎しました。
気象庁は9日、東日本から西日本の広い範囲で甚大な被害をもたらした今回の大雨を「平成30年7月豪雨」と命名しました。
6月28日以降、大風7号や梅雨前線の影響で、各地で記録的大雨になりました。
また、災害の後片付けにやっと着手し始めた頃以降毎日、体温超えの「命の危険」を感じる程に気温が上昇するようになり、TVでは連日、被災地の状況と、国民全般に対して熱中症対策をとるよう、注意喚起しています。
7月16日(月)の気象庁の天気予報でも、「最高気温と最低気温はともに、・・・東日本と西日本は平年より高く、平年よりかなり高い日もある見込みです。熱中症など健康管理に注意してください。」と注意喚起しています。
太平洋高気圧と、上空北からのチベット高気圧による圧縮作用でのこの暑さは、今月(7月)下旬まで続きそうです。
それでは、気温の呼び方(名称)にはどのようなものがあるのでしょうか
気象庁の規定についてその一部を調べてみました。
冬日(ふゆび) : 日最低気温が0℃未満の日。
真冬日(まふゆび) : 日最高気温が0℃未満の日。
熱帯夜(ねったいや) : 夜間の最低気温が25°C以上のこと。
(気象庁の予報用語による;気象庁が統計しているのは熱帯夜ではなく、正確には「日最低気温が25℃以上の日」である。)
夏日(なつび) : 最高気温が25℃以上の日。
真夏日(まなつび) : 日最高気温が30℃以上の日。
猛暑日(もうしょび) : 最高気温が35℃以上の日。
スーパー猛暑日 : 日最高気温が37℃以上の日。(気象庁の気温用語としては規定されず。)
最高気温 : 新聞などでは「0時から15時までの最高気温」が掲載される場合が多い。
最低気温 : 新聞などでは「前日21時から当日9時までの最低気温」が掲載される場合が多い。
平均気温 : ● 一日の場合は1〜24時の毎正時24回の気温の平均を指す。
● 一か月の場合は毎日の平均気温の平均のことを指す。
● 一年の場合は毎月の平均気温の平均のことを指す。
【関係先URL】
○ 気象庁 梅雨入りと梅雨明け
○ 気象庁 知識・解説>天気予報等で用いる用語 >気温、湿度
○ 内閣府防災情報のページ 【概要】平成30年7月豪雨による被害状況等について