“Nozaki’s”で知られている(とおもうけど!)コンビーフやニューコンミートの缶詰の缶(枕缶)が3月16日(月)から変わることとなったようです。
本件について1月15日にメディアへのニュースリリースが現在の製造販売元である川商フーズよりなされたようです。
2005年にJASの缶詰の表示を定めた「畜産物缶詰及び畜産物瓶詰の日本農林規格」の改正で、牛肉重量が20%以上のものにおいては「ニューコーンドミート」もしくは「ニューコンミート」と表記することとされたため、「ノザキのコンビーフ」は「ノザキのニューコンミート」へと名称変更されました。牛肉100%のものにしか「コンビーフ」の名称が使用できなくなり、馬肉など牛肉以外の雑肉を主原料とするものは「コーンドミート」と表記することが定められます。
このニュースリリースによれば、「アルミック缶」という新造語がありました。 新たな缶は巻き取り式”ではなく、アルミック缶(アルミ箔と樹脂フィルムを張り合わせ)を導入し、シール蓋を採用した開けやすいパッケージにしたとのことです。
ノザキのコンビーフは私が誕生する1年前に製造販売が開始されました。
トレードマークは
です。
野崎食品は1999年(平成11年)4月に川鉄商事と合併しました。
「へェ~! 変わるんだ」
と言った程度の感想が私の本音です。
私が幼少の頃、母が偶にこのコンビーフ缶詰を夕餉の食卓に出していました。しかし、最近ではこのコンビーフ缶詰を食してはいないし、あまり感慨もありません。
付属の道具で、巻き取り式の缶を開けるのは子供ながらに面白く、他の兄弟姉妹を差し置いて一番年下の私が缶開けの権利を取得していました。
(「ニューコンミート」あるいは「コンビーフ」と書かれた上部の約5mmが巻き取られるようになっています。)
引いていえば、野菜と魚が一般的な時代、偶にとはいえこれを買ってきてくれていた大正生まれの母はやはり“ハイカラさん”だったのかなという思いです。
【関係先】
〇 川商フーズ株式会社HP
〇 農林水産省 畜産物缶詰及び畜産物瓶詰の日本農林規格
〇 コンビーフのいろは