ここ数年、どこにいても携帯電話を携えていることが当たり前になっている自分に気がつきました。
かつては
「電話なんか持ち歩いてどうするんだ」
「行く先々まで追いかけられることになる」
「そうそう緊急事態は発生しない」
と携帯電話を持つことに反対していました。それが今では当たり前になり、世間では“ケータイ”が携帯電話の代名詞となり、最近では“モバイル”といえば“ケータイ”と言うように、侮れないほど機能が豊富になってきました。
私はと言えば、実は第1世代から持っています。1台目は平成7年4月に“ムーバRⅡ”を購入。バッテリーがニカドの躯体が大きくて重いアナログです。父の容態が危機的であったため、故郷の兄弟姉妹と連絡がいつでもとれるように準備したものです。JR三宮駅南のフラワーロードに面したショップに飛び込み、船舶無線でトップの実績を誇る日本無線製のRを選択しました。
その後平成9年4月に元町大丸の北向かいにあったショップで“デジタル・ムーバR203 HYPER”が展示されているのを目にし、即座に買い替えました。躯体が半分ほどで、リチューム電池になったためか本当に軽く感じ、嬉しく思ったのを覚えています。
3台目は平成13年4月に第2世代の“P503iS”に機種変。データ通信ができるこの機種でケータイメールを覚えました。三宮そごうの東にあった、知人に紹介されたショップを仕事で訪問したとき、私のケータイを見せろということになり、店長がこれを見た途端「DoCoMoから回収指示がでている機種であり、最新機種に無料で交換できる」とのことでした。当時テレビ電話とも呼ばれていた初期のフォーマも販売展示されており、この松下電機製のフォーマとほぼ同じデザインの機種を選びました。仲間からはガンダムみたいだと評され、内心得意になっていました。
バッテリーの不具合から、平成17年7月に“P506iC”に替えました。
“おさいふケータイ”ですが、その機能は利用しませんでした。ポイント云々を気にしなければ、プラスチックのクレジットカードで十分間に合っています。
平成20年になるとムーバの入りがかなり悪くなってきたため、7月に第3世代のフォーマ“P906i”に機種変しました。
メニュー構成が馴染みのあるムーバと近いことから、Panasonic製を選択しました。通話・メールの入りがとても良くなりました。ワンセグやフルブラウザーなど機能満載ですが、現時点では必要としていないこともあり、使いきれていません。いずれモバイルPCを持たずにケータイで全てを間に合せるようになるかもしれません。(政府のU-Japan政策にハマっていきつつあるのかも?)