スケルトンハウス‐きまぐれCafe

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スケルトン競技/ソチ オリンピック

2014-02-17 11:56:08 | 日記・エッセイ・コラム

 スケルトン(Skeleton)競技とは、全長1300m~1500mのコース(ボブスレー、リュージュと共用)を簡易な構造の小さなソリで滑走し、その速さを競います。滑走2回または4回の合計タイムで争います。

 わが国では、まだまだminority競技です。

sochi20140214_takahashi

                      スタートする高橋 弘篤 選手=14日(AP通信)〕


 同じようなソリ競技でもリュージュとは逆で、頭を進行方向に向けうつ伏せの状態でそりに乗ります。
 古くからヨーロッパで人気のウィンタースポーツであり、1885年にはサンモリッツ・トボガンそりクラブが作られて競技が行われていました。
 1928年の第2回のサンモリッツ冬季オリンピックで正式競技となり、1948年の第5回のサンモリッツ冬季オリンピックまで正式競技として採用されましたが、以後の冬季オリンピックでは危険であるという理由から正式競技種目から除外されました。
 しかし、関係者の安全対策等も功を奏し、2002年のソルトレイクシティオリンピックで54年ぶりに、正式競技種目として再び導入されました。

 わが国では、日本オリンピック委員会、日本体育協会に加盟している、日本国内におけるソリの競技団体として、『日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟』があります。連盟ではボブスレー、リュージュ、スケルトンの3競技の日本代表選手を決めることができることとなっています。

 ソチ(Сочи)オリンピックでは2月13日・14日に女子、14日・15日に男子の競技が、ロシア初の国際大会対応コースのスライディング・センター・サンキ(Sliding Center Sanki)で行われました。
 わが国からの出場選手は、男子は高橋 弘篤(たかはし ひろあつ 1984年4月13日生れ 宮城県)、笹原 友希(ささはら ゆき 1984年4月11日生れ 秋田県)、女子は小室 希(こむろ のぞみ 1985年5月29日生れ 宮城県)の3名が出場しました。
 なお、ソチオリンピックでは、3回戦終了時20位以内の選手が決勝戦として最終滑走の4回戦へ進出しました。

 予選に男子27名、女子20名が出場して競ったその内の日本選手の成績は、

skeleton_sochi

 この競技、とてもスリリングで面白いと思いますが、如何せん、選手層の薄さを痛感させられました。




【関係サイト】

日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟

FIBT国際ボブスレー・トボガニング連盟

日本オリンピック委員会HP 競技紹介






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