乗数とは、goo辞書によれば「ある数・式に、同じ数・式を掛け合わせること。」となっていました。
この辞書では「にじょう(二乗)」としていますが、私たちの時代には「じじょう(自乗)」もOKとされていました。
ここでは、画面に表示することのみを主に説明します。例として、“102”(10の2乗)を表示させてみましょう。
※ この小さい数字「2」を特殊文字とみなして挿入する方法です。
①エクセルでの表示方法は・・・
1.セルに「’102」と入力します。
2.セルの中のうしろの「2」だけをドラッグします。
3.右クリックし、「セルの書式設定」、またはリボンの「ホーム」タグの「フォント↘」をクリックします。
4. 「セルの書式設定」または「フォント」のダイアログが表示されます。
5.「文字飾り」の「上付き文字」をクリックします。
6.〔OK〕をクリック
7. 別の場所のセルをクリック→当該セルをクリックして、“右寄せ” をクリックします。
以上で設定は終了です。
②Wordの“※この小さい乗数「2」を特殊文字とみなして”挿入する方法です、上述の 1.で単に“102”と入力します。あとは、Excelと同じです。
③HTMLの場合
記述方法は二通りあります。
1) 10の2乗: 10<sup>2 (HTML表記とのPCの誤解を避けるため、最初の<は大文字で表記しています)
2) 10の2乗: 10&sup2; (HTML表記とのPCの誤解を避けるため、&は大文字で表記しています)
すべて半角文字で記述します。2乗は「&」から始まって「; (セミコロン)」で終わります。
1)2)どちらでも構わないようです。
Excelで乗数の計算をする
エクセルで計算する場合は「^(キャレット)」又は「「パワー関数」を使用します。
「^」はひらがなの「へ」のキーにある記号です。
5の4乗を計算したい場合は「=5^4」と入力します。 答は625です。
パワー関数を使用する場合は、「=power(5,4)」と入力します。ただしfxでの検索はせずにセルに直接打ち込みます。 答は625です。
blog(HTML)で計算式を記述すると大変な文字数になります。大きな数字での計算以外では、エクセルに計算式を入力すれば、その内容は「数式」として認識され、計算を実行することができます。これを利用します。
【関係サイト】
〇 国語力アップ.com/自乗