今年は建国記念の日頃から、天気予報で頻りに「春一番」と言っているのを耳にしています。いかにも注意を促しているかのようです。
今朝(2月13日)の天気予報では、午後には瞬間風速15m位の風が吹く所があると言っていました。
春一番といえば、
雪ぃが溶けて 川ぁになぁって 流れて行きます
つく-しの子が はずーかしげに 顔~をだします-
もうすぐ は~るですねぇ-
というキャンディーズのヒット曲を思い出します。ほのぼのとした陽気の春の訪れを喜び、明るく、楽し気な歌詞です。
実際の春一番は、立春から春分の間の丁度今時分、主に太平洋側で、その年に初めて吹く東南東から西南西のいわゆる南寄りの強風をいいます。春一番が吹いた翌日は西高東低の冬型の気圧配置になり、寒さが戻ることが多い。この時期以外でも天候の変わり目の前線が通過するときに強風が発生するのとメカニズムは似ていると思います。
春一番が来ると、地域によっては雪崩、融雪洪水、竜巻などの気象災害、船舶や列車の転覆事故を引き起こすことがあり、決して侮れません。
今は午後7時30分です。3時前から降り始めた小雨に加えて、明石海峡特有の西風が南寄りに変わり、強さを増してきているようです。
気をつけろ