今日、11月7日(土)は「立冬」です。
朝からよく晴れていて、絶好の行楽日和です。2日、3日とは打って変わったような天気です。日本全体が高気圧に覆われ、過ごし易い陽気になっているようです。
11月2日(月)に吹いた北風は「木枯らし一号」だったようです。立冬より先にやって来ました。
「春一番」は二番、三番と気象庁による発表がありますが、木枯らしは「一号」のみとのことです。春は待ち望む人が多く、二番、三番と吹くたびに春が盛んになっていくと喜ばれるが、寒く乾燥した冬は敬遠されがちなので、一号の発表のみに止めているらしい。
「木枯らし」とは、太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄りの風のことで、気圧配置が西高東低の冬型になっています。
立冬は二十四節気の1つで、11月7日頃です。太陽の見かけ上の通り道である黄道を、春分点を起点に360度に分けた「黄経」が225度のときで、初めて冬の気配が現われてくる日とされています。
二十四節気は、黄道を15度毎に分割して定められています。
気象庁は、10月半以降、気圧配置が西高東低の冬型になり、最初の風速8メートル以上の北よりの風が吹くと、その風を「木枯らし一号」と認定し、発表します。
気象庁による「木枯らし一号」の発表は、関東地方(東京管区気象台)と近畿地方(大阪管区気象台)でしかされません。
「木枯らし一号」も「春一番」と同様、強風のほか、雨、高波、急激な冷え込み、降雪等による被害をもたらすことがあります。11月は始まったばかり。気象庁の発表はありませんが、二号、三号と吹く可能性があります。油断せず、十分な対策が必要です。
過去5カ年間での「木枯らし一号」が吹いた日は次のとおりです。平年より7日程度、昨年より16日早い到来です。
関東地方 |
近畿地方 |
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2004年 |
11月13日 |
11月27日 |
2005年 |
11月12日 |
12月5日 |
2006年 |
11月12日 |
11月7日 |
2007年 |
11月18日 |
11月18日 |
2008年 |
11月 1日 |
11月18日 |