えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

What is GTI?

2023-08-14 | GTI
7.5型GTIに乗った回数は数えきれない。
もう最初に乗ってから6年以上経ちますが、未だにその評価を上げなければならないのは、単純に考えると凄いことだと思います。

私が普段使うのが、同じCセグハッチではないという部分はあるにしても、改めて乗りやすく、速く、安全であると感じます。
何が一番凄いのかと言うと、そのフラットな姿勢を保つことによる操作性の高さでしょうか。
これって剛性が高ければ実現するものでもなく、足回りとの連携はもちろんのこと、その落としどころは絶妙な塩梅であってノウハウの蓄積なのだろう。
200Kg以上の重量差がある335iとの比較は、セグメントの違いもありますが、街中では相当に違うものである。
正直なところ、GTIの方が楽に速いというところに尽きる。
味付けが違うとはいえ、多少の路面のうねりやら荒れなどに左右されずに安定感を見せるGTIに対し、GTカー的な335iは揺らされます。
更に、同じように速く走るとはいえ、軽いものを動かすことと、それなりに重いものを動かすのは違うもの。
簡単に言うと、無駄が少ないように感じます。
ハイギヤードなGTIは、ある程度の速度域ともなればとろ火走行になってしまいますが、それでも踏めば付いてきます。
そのラグを感じさせないのが3Lターボの優位点であり、醍醐味である。

8型のGTIとの比較では、その重量差240Kg。
つまり60Kgの大人を4人載せての5人乗車としての重さがあります。
むしろ1.5tにも満たない重量で、あのどっしりとした接地感は驚くものですし、トルクステアの出にくいところは流石としか言いようがないほど。
ハンドリングの切れ、エンジンの高鳴り、安定性、愉しさどれをとっても一級品であるのは皆ご存じでしょうけれど、これほどまでにバランスの取れているCセグハッチはない。
そのどれもが平均点を取れているのではなく、そのどれもが最高点に近いのだと気づきます。
118dやA250あたりでは、役不足であると感じてしまうほど完成度は違うと改めて思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回目の車検(7.5GTI編)

2023-08-05 | GTI
早いもので、兄弟の乗るGTIが2回目の車検を迎える。
史上最速の商談となった車で、夜に買ってもいいかなという話を聞いて、翌日の午後には商談をまとめたという経緯。
まぁスピード感のある商談は、楽しかったと記憶しています。

5年乗ったのは以外でもなんでもなく、想定内のこと。
ですが、ランクル70の再再販に手を出すといった話もあったが、実際の発売はまだである。
冬頃という話ですが、確約もないまま売るのもということで車検を通すことに。

当初、ユーザー車検を請け負っていたのですが、忙しさにかまけ忘れてしまい車検満了日までに受けられなくなりました。
こうなると、お店に頼むしかありません。
付き合いのあるディーラーへ聞いてみると、ギリギリのタイミングで代車も用意できるというので御願いすることに。
法定費用+基本整備費用、オイル交換類、ワイパーブレードの交換だけをお願いすると大体16万円です。
1度も交換していないというバッテリーは立派だが、5年越えはギャンブルです。
VALTAのAGMバッテリーをネットで購入し、工賃サービスでお願いすることも忘れない。

代車は、T-ROCという。
もちろんRなんて期待していませんが、1.5Lのガソリンでなく2Lのディーゼルであることを期待します。
3日ほど使う予定で、ちょっと遠方まで行く用事があるのでたっぷりとインプレできそうです。
まぁゴルフのディーゼルに乗るのとなんら変わらないのだろうけれど、そうではない何かがきっとあるはずです。
車高が上がったことによるメリットは、ゴルフを手放すほどの理由になるのか、そのあたり検証してみたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GTI好きが

2022-04-22 | GTI
自他ともに認める、GTI好きの私。
8型GTIも、既に試乗車が配備されています。
それを見に行かないのは、どうしたものかと思うのです。

6型、7型がそれぞれ発売になったときは、見に行きたいのに少し我慢をしたりしたものでした。
それが今回、まったく興味が湧かず。
これは、私の歳のせいではないと思うのです。
「GTI is Back」 とした5型はセンセーショナルでした。
私は、Usedで5型をたまたま買って、その実力を知ったというものでした。
あの時代、これほど痛快に走るなんて、正に有頂天になれる車でありました。
ビッグマイナー的な熟成が進んだ6型、そしてフルモデルを名実ともに果たした7型で洗練され、その乗り手さえも選ばないほどに優等生となった。

この優等生ぶりがどう変わったか?
時代的に、荒ぶる車を作るわけがありません。
出力を上げたとはいえ、数%のものです。
湿式の7段DSGもキャリーオーバーです。
このEV戦略に入るという時代、この手のエンジン車に大鉈を振るうことはできません。
8型で初めてGTIに触れる方や、6型あたりからの買い替え需要は刺さるでしょう。
しかし最新型であった7型あたりの方が、なんとしてでも乗り換えたい性能ではないでしょう。
誤解を恐れずに言うならば、内燃機関を積むGTIの時代が終わろうとしているのだと感じます。
もう、燃費性能と環境性能を高次元で達成するGTI作りは、時代が必要としなくなるのかもしれません。

とはいえ、私は趣味的な内燃機関の車が無くなるとは予想しません。
ただ、2Lターボという常識的な性能はモーターに取って代わる可能性が大きいと思うのです。
この集大成ともいえる8型ゴルフGTI、将来のプレミアモデルかもしれません。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GTI考

2022-02-21 | GTI
GTIとは言わずと知れた「GOLF GTI」のことである。
ようやく8代目のモデルがデリバリーされ始めた頃でしょうか。
この8代目が、7型のパネルを使っていると以前に書きましたが、興味を覚えないのはそのせいだけでもないと感じます。

最高出力が230馬力から245馬力となり、シャシ性能の更なる向上などと記事があちこちで上がっている。
意地悪を言えば、プラットフォーム、エンジン(EA888型)までも同じ物を使えば、リファインは当たり前なのでしょう。
DCCやLSDの熟成など、当然と言えば当然なのだろうと思います。
自動車を仕事にしている方が、「ここまでの洗練」みたいな事を書き立てますが、それは7型の熟成というものとしてのとらえ方でしょう。
今まで、車ってその直前のモデル(つまりGTIならば7型)に乗っている方がどれだけ欲しくなるか、というものだったと思います。
しかしゴルフの場合、そのタームを事実上伸ばしたのではないでしょうか。

5型から6型の時と同じように、8型の大きなターゲット層は6型なのでは?なんて当て推量します。
5型から7型(7.5含む)はある程度いらっしゃったと推測します。
しかし、6型GTIはあまり街で見かけなくなってしまっていますから、ターゲット層としては弱いのかと思ったりします。

なぜゴルフがこの様なエコなモデルチェンジサイクルになったのか、それは時代のEV化が全てでしょう。
莫大な開発費がかかるゴルフにとって、この方向転換はBMW同様手のかかることに違いはありません。
私が予想するに、エンジンに特色があればあっただけ、EV化した際にそのアドバンテージを継承するのが難しいと考えます。
シャシ性能とエンジンのマッチングにより、その魅力を存分に発揮してきたスポーティモデルは、単に速くすればいいテスラとは違うのでしょう。(語弊があったらすみません)
今まで、味と言うか、色気と申しますか、そういった感覚的なところで顧客を喜ばせてきた車は大変なのでしょう。
そうして今回の8代目は、ガソリン直噴GTIとしての集大成なのかもしれません。
ただ、メーターパネルまわりやセンターコンソール等を変えて進化に見せるという手法は、いかにも寂しいものです。
どこのメーカーも過渡期をやり過ごし、迷える時代が終わり、足かせから解き放たれるのを望みます。

タイトル画は、アドベンチャーツアラー「ノーデン901」
マッドマックスのロケ地を回りたい気分にさせます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GTIの素性の良さ

2021-11-20 | GTI
旅行に出かけ、兄弟の乗るGTI(7.5型)を400kほど走らせました。
久しぶりに乗るGTI、その素直なハンドリングに驚きました。
先ずは、そのトルクとスピードの乗り方は実に使いやすく、欲しい時に欲しいだけの加速、思うがままのコーナリングがナチュラルにできる。
実は、これが出来ない車が多いのだと思います。

5型の頃に比べ、尖った部分が少なくなった7.5型と書いておりましたが、自身の歳や長距離に使うと、素晴らしい塩梅であることに気付きます。
疲れずに楽しめる、絶妙なバランスで仕上がっているのだと、今更ながらに思うのです。
M135iに乗っていたならば、こうは書かないのだろうと思います。
つまり、BMWの作るMINIに乗っているからなのでしょう。
GTIで走るライン取りは、正に思うが儘であり、さらにFRであったM135iは絶品だったのでしょう。
これらの様な2台から比べると、私のクラブマンのハンドリングは大層いただけないものです。
もう次元の違うものでした。
ワインディングロードも走ったのですが、それほど飛ばさなくとも思ったラインをきっちり取れる、その走りに楽しさは漲ります。
私のMINIもここへきて走らせたいとは微塵も思わないところが寂しいものです。
また、思ったラインを通らない事にストレスを感じるでしょうから、考えるだけでウンザリします。
さすがに世界のベンチマークと言われるゴルフに、大きく水を空けられているのは明らかです。
やはりクラブマンのシャシは、2シリのシャシであり、1シリのチューニングではないのでしょう。
つまり、走らせる車のプラットフォームではないのかもしれません。
まさかここにきて、GTIを運転してみたら自分の車にガッカリするなんて、思いもよらなかったことなのです。

タイトル画は、いかにもアキュラといった目を持つ新型インテグラ
中身はシビックに準ずるらしいが、デザインはあきらかにこっちかと思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする