えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

トロルヘッタン

2009-03-10 | SAAB
タイトルはSaab社の本拠地だそうです。
事実上の経営破綻と新聞に記事が踊ってから、気になって経過を見守っております。
何でも幾社か買い手が名乗りを上げているそうですが、スウェーデン政府の支援が決まらないうちは企業側も決められず、政府も買い手となる企業を見極めてから動きたいのだそうです。
何だか難しそうな展開で固唾を呑んで見守る他無いのでしょう。
しかし、流石に世界最小の量産自動車メーカーなんだなぁと思ったのは、SWE国内のサーブ従業員が4,000人強という数字です。
日本の大手では非正規社員数だけでこれを超えるのですから。
そんな小回りのきく規模なのですから、新しい資本でもっともっと個性的な車を作って欲しいと願います。

Saabに感心する事、それはターボの使い方に他なりません。
元々航空機用に開発された装置です。空気の薄い高度で馬力を上げる為に作られた事はご存知でしょう。
やはり歴史といいますか、使い方が上品です。
もちろんドカっとくるターボなんて今はどっちを向いてもありませんが、本当に自然な立ち上がりを見せます。疎い人ならばターボとは気付かない筈です。
まぁその分エンジンにドラマは感じません。本来の目的である巡航をする為の心臓なのでしょう。なにがドラマだぁ、、とお思いの方も居るかも知れません。一度手頃なところでBMWのM54エンジンを回してみて下さい。きっと「奏でる6発って、、これか」とお思いになるでしょう。

コメント
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