えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ホンダ オブ ザ ユーケー

2019-11-03 | FK7
26年ぶりに国産の新車に乗る事となった、「CIVIC」の納車を済ませた。
改めて見て、「本当にエヴァンゲリオンだなぁ」というのが感想です。
まぁ見慣れないと、くどく見えます。

簡単に説明を受けて、納車となる。
ミニブーケをもらって、ありがとうございましたとm(__)mでおしまい。
んー、なんだかF20の時よりも簡単に送り出される。
そもそも店長も出てこないし、どーゆーのかなぁと思う。

気を取り直して、そのまま高速に乗り、車の交通安全祈祷へ向かった。
エコモードになっていて、そのまま走るとちょっとたるい感じでした。
エコを切りますと、よしよしといったところ。
CVTですから、軽い踏み加減ですと全然回転がらずに速度だけが上昇するのはCVTの特徴です。
2300回転くらいまでで、普通に走るには事足ります。
高速では、タイアの熱入れ前ですから95キロ程度をキープです。

高速を走っていると、角の取れた良い乗り心地で、コテコテの見た目とは裏腹にジェントル。
ボディ剛性もしっかりと感じられ、センターを感じるステアリングと、その重さは適度である。
何だか、良く乗っていた親戚のレクサスIS(初期型)を思い出した。
高速出口でのループでは、235/40-18のタイアが良い仕事をし、攻めずともコレだよと思えるラインをトレースする。
やはり、やはり間違ってはいませんでした。
この着座位置に、このハンドリング、この重心、コレだと感じる。
ロードノイズは五月蠅いが、そこは素晴らしいエグゾーストノートに免じてチャラにできます。
まだ回しておりませんので、乗っている自身は聞こえませんが、駐車をするときにご近所さんから「いい音だねぇ」と褒められたのは嬉しい限り。

初日の感想としては、ライトウェイトに心躍るというのが本心です。
明らかに軽いボディを、軽々と走らせる。
本当に軽くエンジンが回り、大して燃料を消費せずとも軽やかに走るというのが伝わります。
その証拠に、下道を50キロほど渋滞を含め走った燃費が12.5キロをマークした。
幾ら回していないとはいえ、CVTですから本当に我慢せずに走ってのこの数値は素晴らしい。
118dの平均燃費が、下道では13キロ程度であったことを考えると驚異的な数字です。
因みに、F20の120iの排気量は100㏄多く、車重は80キロ重く、出力は12馬力少ない。

回さずとも、ざらつきのないL15Cエンジンはとても滑らかであり、回していない今の時点では大満足です。
リーンバーンやディーゼルに比べれば当然に滑らかで、BMWの直6と比べると静かで無駄がないといった感じです。
今回新たに気が付いたことの一つに、私はきっとエンジンの音よりもエグゾーストノートの方が好きなんだろう。
このマフラー、センターのデュアル出しは伊達ではなく、ちょっと低めのいい音をさせます。
この排気音がこんなにも楽しく、自分が欲していたとは新たな驚きでありました。
5ゴルフはなかなかいい音がするらしいですが、あれは乗っている本人は分からないものなのです。
良く聞こえるのは、室内のこもり音とシフトチェンジの抜ける音がその気にさせるものでした。
あれに比べ、窓を少し開けているとかすかに聞こえてくるGTサウンド。
本当にセダンではなく、ハッチを買って良かったとつくづく思うのです。
伸びやかに走り、抜群のハンドリングは重量級のX3などでは味わえない贅沢と申しましょうか。
久方ぶりに里帰りしたシビックは、何だか輸入車の様な雰囲気を身に着けた気さえする。
それは断じてハンドリングについてであり、エクステリアは別としてインテリアに関して褒められるところは多くない。

小物入れの少ない室内は、ちょっと便利でなく、室内灯の類も営業車レベルと変わらない。
ステップ周りやドアの内張に使う材質など、見ても触っても安いものだと想像がつく。
ショルダー部分のホールドが無いフロントシートは、少しばかり心もとない。
しかし、シフトゲートの位置や作り、ステアリングの形状などのセンスは悪くない。
それらを鑑みても、あの癖のないハンドリングと素直なトルクの立ち上がり、人と被らない車種というのが所有欲を満たすのデス。

デフォルトでファルタ(VALTA)のバッテリーを使うのは、さすがにイギリス製である。
最近の車、エンジンルームまでスタイリッシュに見せるのが主流で、超高級車ともなるとカバーで何も見えなくなるものも多い。
そうでなくとも、シリンダーヘッド部分は大方隠しており、そのメーカーのマークのついたプラスチックカバーに覆われる。
対してこのシビック、イグニッションコイルを見せるエンジンルームは、見せる美学でありましょう。


当時、欲しくて欲しくてしょうがなかった「CR-X」
同じ1.5Lのホンダ車を買ったというところに、縁を感じます。
コメント
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