えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

伝統と過渡期と使い勝手

2023-02-25 | 車関連
親戚でレンジローバースポーツに乗る者が、「レンジローバーを超えるSUVは無い」と話していました。
ある意味事実でありましょうけれど、正解は他にもあるものと考えます。
他人(自動車評論家など)の受け売りで、レンジはSUVのロールスロイスであるというのは有名な話です。(レンジローバーであってレンスポではありませんが)
その総合性能を疑うことなどありませんが、他が検討できないほど違うものではないでしょう。
特に使い方に大きく左右されると考えます。

磨き抜かれた悪路走行までも追及するというのは有名な話で、そこに疑問の余地などないでしょう。
イギリス貴族の車であった様に、ある時は狩猟にも使え、そしてある時はパーティに出向くという使い勝手は独特なものでしょう。
当然、獲物を追いかけて悪路に入り込んでしまうというシーンを想定し、そのマージンを取っておくという基本理念がありましょう。
日本でも地方に暮らし、そこまでではないが雪深い地方であったり、広大な不整地も走るという方も中にはいらっしゃるでしょう。
そういった使い方であったなら、確かにと頷くものです。
がしかし、都会に暮らし99.8%を市街地で走らせ、年に一度振るか降らないかの雪がせいぜいという環境の方も多い。
そういった使い方において、レンジの次に買う車を躊躇う必要などないと考えています。

つまり市街地での使い勝手や、最新のテクノロジーによる安全の担保など、新たに享受されるものは少なくない。
懐古主義ならば別ですが、時代と共に進化しているもののうち、好きなものを選べばいいだけです。
使い方でEVはまだと考えるならば、HVでもいいし、ディーゼルでも良いでしょう。
この過渡期、選び方は自由自在で、一番豪華な内燃機関が揃う最後のシーズンに入っていると感じます。
更に自動車業界の統合や資本関係により同じグループとなり、そのノウハウを伝授されたメーカーも多い。
ランドローバーも一時期BMW傘下にあったのは有名です。
BMWがXシリーズを作るに、このノウハウが欲しかったというのは有名です。
現在もVW傘下にあるポルシェも、カイエンを作るに同門であるAudiクワトロの技術が投入されているものです。
つまりレンジと、カイエン、X7、Q7、にボルボのV70だって、誤解を恐れず言えば大きく括ると味付けの違いなのだろうと思います。
今の時代大方の人が使うに、味付けの好みの方向であって、素人が超える超えないと言うのはウンチクの範囲であろうと感じます。
もちろん個人の考え方を尊重するものですが、他人の受け売りで他を見ようとしない姿勢をただ残念に思うのでした。

タイトル画は、自身憧れる3代目レンジローバー

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