えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

馬力孝

2022-10-16 | 車関連
馬力について考えてみたくなったので、馬力孝です。
ダウンサイジングターボが当たり前になってから、昔の280馬力自主規制が嘘の様にハイパワー車がお目見えする時代です。
特に感じるのは2Lターボでありまして、イマドキは320馬力も普通に発売されるものです。

私が最初に感じたのはランドローバーグループで、もう10年も前に発売されたイヴォーグを覚えています。
私はどちらかというとスタイルありきで乗りに行ったものですが、2Lターボが240馬力と34.7キロのトルクを持ち合わせていました。
重いとはいえ1.7t程度のもので、こういったタイプの車がこれほどの最高出力が必要なものなのだろうかと思ったものです。
更に現行型では、300馬力の2Lターボも用意しているものです。
特に馬力では話題になりませんが、ランドローバーというブランドは割とマッチョな部類にあると感じます。
もちろんレンジローバーという孤高の存在があり、それに相応しいパワートレーンを用意するという側面があるのは分かりますが、ヴェラールに380馬力仕様があるのですから驚きます。(3Lですが)
もちろん2Lでは、180馬力、250馬力、300馬力が選べるというラインナップです。
これらを乗り比べ、300馬力を購入する人がどれ位いるのか想像もつきません。
2tあるとはいえ、最高出力に振った300馬力はトルクだって250馬力と3キロ程度しか違わない。
普通に考えると、250馬力仕様でいいと思いますが、選べるグレードなど違うのかもしれません。

ゴルフRが発売になり、ゴルフ史上最高出力の320馬力を誇るという。
6Rの256馬力でさえ、そうそう踏み切る事はできないものでした。
ハルデックスの4WDを装備し、じゃじゃ馬といった雰囲気でもないのは承知していますが、代が変わるごとに最高出力を塗り直していかなければならないのだろうか。
確かに6Rより7Rの方が下のトルクは良くなったが、どちらかといえば上よりも下を厚くした方が売れそうな気がします。
2Lという限られた排気量で最高出力を持ち上げるには、やはり回すことになります。
最高出力を味わうには、その高回転域を使うことになります。
3Lとは、回し切らずとも、そのトルクの厚みを感じることができますから、そこまで回さなくとも楽しめるのが違うものと感じます。
つまり、同じ320馬力だとしても、2Lでは回して飛ばして味わうことになるのが普通ですから、楽しむにはそれなりの覚悟も必要だと感じました。

現代では、フルモデルが入ってもエンジンは基本的にキャリーオーバーが当たり前です。
少しでも色を付ける意味合いで、馬力を上乗せするのだと感じます。
EVだ、HVだといわれる時代に、こんなに馬力を上げる必要があるのだろうか、と常々思うものです。

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