「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

ハーフ

2007年10月03日 | 今日のお仕事 
英語の授業中、生徒が
「英語難しい~。 アメリカ人に生まれたかった。せめてハーフとか…。」
とぼやいていた。
良い解決策とは思えないけど、気持ちはわかる。


地域柄、ブラジル人とのハーフ、フィリピン人とのハーフ、
アメリカ人とのハーフを指導したことがありますが
どうも日本語ともう一つの言語とどっちつかずという感じで
良い印象がありません。
特に母親が外国人の場合、日本語のちょっとしたニュアンスが
伝わりにくいことが多かったです。

アメリカ人とのハーフという生徒が入塾するときは
英語ペラペラだったら困るなあと内心ドキドキしました。
英語を教えているとはいえ、英語に自信があるわけではないので。
その生徒は 色白・金髪・碧眼 で、どこから見てもアメリカ人そのもの。
でも実際は、英語はまったく話せないし書けない。
ハッキリ言って日本人以下
結局、英語で塾内最下位を取ったというツワモノです。
「英語より国語(日本語)のほうが得意」と言っておきながら
成人したらアメリカ国籍を選ぶかもなんて吹聴していて、ちょっと心配。
アメリカ人なのは見かけだけなのに大丈夫なのか


ハーフだって努力しなくちゃダメだってことを
他のクラスの生徒にも見せてあげたい…。