「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

カエルの仲間は

2017年11月06日 |   誤・迷答!
定期テスト対策授業のため授業数が増えると、その分
欠席者のための補講も増えるという残業のスパイラル…。
別料金をいただかずに行っているということを
もっと宣伝した方がいいのか(←集客のためには)
しない方がいいのか(←これ以上忙しくなっては困る)。

それはそうと、今日の補講は授業時間前にたった1人だったので
事務室で行うことに。

中2の理科「セキツイ動物の分類」を学習中らしく
図に描かれた数種類の動物の中から両生類を選ぶ、という問題で
盛大に悩んでいました。
以下、中2男子の独り言。↓↓↓

カメかな…? あ、でも両生類は水のあるところで暮らしているから…
 カメじゃなくて、ペンギンか。

えっ!?
別の仕事をしていたのに、思わず声が出てしまいました。
私の反応に気づいたのか、

「いや、ペンギンじゃないな。…とすると、クジラか!

どんどん離れていっているよ。
クジラなんて、カエルの仲間じゃなくて、むしろヒトの仲間だよ。
教えてあげたくても、私は担当ではないので一生懸命笑いを抑えるのが精一杯。
担当講師がニヤニヤしながら
「本当にその選択でいいのか?他にも動物いろいろいるぞ?」
と、暗に正解は別の動物と臭わせたつもりらしいけど思いは届かず。
「両生類は、子供の頃はエラ呼吸で、大人になったら肺呼吸するんだったよな?」
とヒントを出したら

「じゃあ、クジラは違うな。そうなると、やっぱりペンギンか。

ブッブー。正解はサンショウウオでした。」という同僚の言葉を聞いて
「オレ、サンショウウオ知らないもん!ウオだから魚だと思った!
うん、まあ、そういう引っかけ問題だったんだけどね。まんまと引っかかったね。

ちなみにペンギンはどの分類に入るかわかる?という質問に
「うーん。両生類じゃないなら、魚…は違うか。 氷の上を歩いているし…。」
と、お困りの様子。

鳥類です。」と正解を発表すると
「飛んでないじゃん!」とのご指摘が。
「とぶよ。ピョーンって…。」
「それならヒトだって同じじゃないですか!!

とうとう笑いを抑えることができませんでした。
確かにペンギンはちょっとわかりづらいかもなあ。
飛ぶかどうかで判断したらダメなのよ…。
そう思った矢先。

「じゃあ、ペンギンは(この図の中の)コウモリの仲間なんですね!
と自信を持って言ったのに
「いや、コウモリはクジラの仲間。」と返されて (・д・) こんな顔になってました。
ちょっとその問題、紛らわしい動物が多いわね。