2月9日(日)晴れ。新春の集い。
朝食を兼ねた昼食は、自宅近くのファミレスの「ビックボーイ」で、ハンバーグとエビフライセット。ハンバーグはマアマアなのだが、一緒について来たエビフライを見て、アウシュビッツのユダヤの人々を思い出した。あーあこんなに痩せちゃって・・・。蕎麦屋の「かつ丼セット」にすれば良かったと後悔。
六時から中華街で弊社の「新春の集い」を開催。お陰様で百余名の方々のご列席を賜り、恙なく終了致しました。心から感謝申し上げます。正面に、先日同級生で古美術商をしている方から頂いた、荒木貞夫と加藤寛治の書を掛けて披露させて頂きました。日清戦争の終結から130年、日露戦争の終結から120年、そして大東亜戦争の終戦から80年。そういった節目の年に、荒木、加藤両大将の書を皆さんに披露させて頂いたことは、感慨深いものがありました。
元陸軍大臣の荒木貞夫の「震天動地」、やはり軍人で海軍兵学校を首席で卒業した海軍大将の加藤寛治(ひろはる)の「一刀両断」の掛け軸。荒木貞夫の「震天動地」は、「天を震(ふる)わし地を動かす」とも読み、大きな事件が起こることのたとえとして使われる。荒木は、戦前、昭和維新を目指す、所謂二・二六事件の革新的な青年将校に非常に人気があった。そのため二・二六事件の後は予備役に編入された。その書が何時頃に書かれたものかは分からないが、恐らく二・二六事件を意識したものと推測される。