「維新公論会議」のご案内
謹啓 寒い毎日が続きますが、各位には新しき年を迎え愈々ご清祥にてご精励のことと存じます。
さて、首都圏では春を思わせる穏やかな正月三箇日を過ごすことが出来ましたが、これから直面する我が「日本丸」の海路は穏やかならざるものが予想されます。
政治経済社会全ての局面で劣化が加速度的に進行し、迫り来る外患にも迷妄を覚まそうとせぬ日本及び日本人。絶望を語ることは容易で、明るい展望を見出すことは極めて困難な時代を生きていることを痛感します。
しかし、己の怠慢を棚に上げ、任務を果たし得ぬことを痛切に反省した年末でした。暫く、「維新公論会議」を開いていないことも反省点の一つです。
そんな折、興味深い記事を眼にしました。ご覧になった方もあるかと思いますが、週刊誌『AERA』(1/24号)に掲載された「ネット右翼に告ぐ リアル右翼の<愛国の作法>」という記事は、これからの我々の運動を再考する上で非常に面白い視点を提供しています。一種の社会風潮の観さえあるネット系右翼の過激差別的な言動を右翼運動家たちが嗜めるといった趣です。
また、全く同じ時期に「政経調査会」槇泰智代表が機関紙(『政経通信』第40号)で「右派系市民団体・ネット系右翼の台頭する時代に右翼・民族派として貫くべき矜持とは何か」という論考を提示しています。槇代表は右翼民族派としては「覚悟」と「地域社会に根差す土着性」が必要と説いています。
ネット時代における情報拡散の威力はウィキリークス事件でも明らかです。WLはアナーキズムという「確固たる思想」に基づいた運動と捉える指摘(佐藤優氏)もあります。小生は漸くワープロとメールをこなせる程度のアナログ世代ですが、ネット時代の情報過多と道統を継ぐといった師弟関係や思想性が希薄になる傾向に一抹の危惧を有しています。
しかし、「ネット系右翼」や「行動する保守」に比して、我々右翼民族派に余り元気がないのも事実です。そんな視点から、『AERA』記事にも登場し小生も親しく交わっている若手活動家(?)の横山孝平、針谷大輔両氏と前述の槇泰智氏の三人をパネラーに招き、「ネット時代における右翼民族派運動は如何にあるべきか」を中心に大いに論議してみたいと思います。同憂同志お誘い合わせの上、ご参加願えればまことに有り難く存じます。各位の一層のご活躍とご健安を祈念します。 感謝合掌
維 新 公 論 会 議
【時】平成23年2月5日(土)午後6時~9時
【所】ルノアール「新宿区役所横店」2階会議室 03-3209-6175
【会費】1人2千円
パネラー 横山孝平(国の子評論社主)針谷大輔(統一戦線義勇軍議長)
槇泰智(政経調査会代表) 進行 犬塚博英
※会議終了後、近くの居酒屋で懇親会を行います。(会費3千円)
維新公論会議 代表世話人 犬塚博英(民族革新会議議長)
FAX 03-3967-1156 E-mail minkaku.ceo@nifty.com