十二月三十日(木)晴れ。
朝食後、さあ仕事をしようかと思うと、つい家の事に手をつけてしまい、あっちだ、こっちだと片づけをしている内に昼が過ぎる。
午後から事務所に行き、機関誌の製作を行なった。今月から、社友会代表の隠岐康氏のご好意で、中綴じ、中折が自動で出来る機械を導入した。その機械を使っての初めての製本作業である。子供ではないが、待ちかねた新しい機械を使うとき、ドキドキする。もちろん嬉しくてである。
当初は、印刷が終了しても、ページを揃える丁合という作業をしたのちに、製本用のホッチキスで中綴じし、終われば、ゴリと言って中折りの作業、そして余白部分を断裁する。この工程を全て手作業でやっていたわけだ。二年ほど前に、中古の丁合機を買った。三、四時間もかかっていた丁合の作業が十五分程度で終わってしまう。これで随分と楽になった。
次は、中綴じと中折りの作業にも時間がかかっていたが、これも一冊づつ手差しだが、中綴じ、中折りが自動になった分時間が短縮された。来年からは、良いものを作って行きたいと思っている。お陰様で、「燃えよ祖国」の第179号が完成した。新しい機関誌が完成すると、嬉しくて、つい一杯やりたくなってしまう。
夜は、機関誌完成のお疲れさん会。