十一月二十七日)(土)晴れ。
八時に子供に起こされた。良い天気である。早速朝食。このホテルの朝食が好きだ。メニューも豊富だし、それに大好きなポークハムもある。サリー夫妻やカメ&アコちゃん。小針、横山の両氏、それに松本君や小枝ちゃんのお二人もすでに席についていた。
食後は、全員でロビーに集合し、明治時代に建てられた北海道庁や時計台の見学に出かける。この時期、札幌にしては暖かく、絶好の散歩日和である。全員で記念写真を撮り、自由解散。
親戚の家に行く人や、私を除いた家族は、札幌に引越した、上の子供の友達と会いに出かけた。残った人たちは中央市場を見学。海産物を売る店が並んでいて、雰囲気は良いが、高いのか、安いのか良く分からず、冷かしただけ。少し早い昼食とも思ったが、ここはやはりビールに肴。
その後は、狸小路を散歩し、以前入ったことのある「大公」というラーメン屋で、お約束の札幌ラーメンを食した。早目にホテルに戻り、夜の催しのスタンバイ。
五時過ぎに、再びホテルのロビーに集合。ティールームでお茶をしていたら、何と隣のテーブルには、国の子評論の横山孝平、山本和八の両氏が「あんみつ」を食べているではないか。おぇーっという感じだが、考えて見れば二人とも下戸である。それでも相撲取りみたいな体格、加えて坊主頭で、どう見ても普通の職業に見えない二人が、揃ってあんみつを食べている姿は、驚きを通り越して、不気味でもあった。私はこれからその二人を、「あんみつ姫」と呼ぶことにした。
犬塚博英民族革新会議議長も到着して、共に会場となるホテルへ。学純同の前田総裁と初めてお会いしたのは、確か昭和四十九年頃の事。当時前田氏は学純同の庶務長で、長谷川光良氏は事務長だった。現在、埼玉で中学の校長をしているS氏が在学していた立正大学で行なわれた、三島・森田両烈士の追悼祭に行った事などが懐かしい。その追悼祭を主催したS氏も出席されていた。田中清元氏や岐阜の花房東洋先輩、木村三浩氏など、何か同窓会のような雰囲気の中で、学純同の五十年祭は行なわれた。
終了後は、近くの小料理屋で二次会。ここも楽しい会となった。十一時過ぎに終了。そのままホテルに戻った。