4月28日(日)晴れ。
良い天気である。朝食は、チャーハン、タケノコの土佐煮、タケノコのから揚げ。昼は抜いた。夜は、タケノコのから揚げと土佐煮、牛肉とタケノコとピーマン炒め。沢山いただいたタケノコが美味しいが、レパートリーが少なくて困っている。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて月下独酌。
天山北路の要衝として栄え、中国の 新疆ウイグル自治区 東部に ある都市の哈密(ハミ)。当然行ったことはないが、ここの名産がハミ瓜というメロンに似た味の瓜。名前だけは知っていたが食べたことはない。その瓜の名付け親のエピソードがある。清の康熙帝が献上されたその瓜があまりにも美味しいので、臣下に尋ねた。「この瓜の名前は何という」。聞かれた臣下の者も、献上品と聞いているだけで名前も知らない。再び「この瓜の名前は」と問われて、とっさに「ハミ瓜です」と答えたとか。
子供の頃は、メロンなど食べたこともなく、黄色い色をした「まくわ瓜」を良くて食べていた。どんな物かと調べてみたら「日本では西洋メロンの導入以前より多数の農家で生産されて来た安価な庶民のメロンで、自然な甘味と歯触りが良いのが特徴である」。今はほとんど見ることもなく、子供の頃を思い出して食べてみたいと思っている。「シルクロード」の映像で見るとハミ瓜は、ラグビーボールのような形をしている。まくわ瓜は、ソフトボールを横に伸ばした、やはり小さいラグビーボールのような形。
ハミ瓜を食べた人の感想は、「肝心の味はというと、皆さんが想定している3倍くらい甘いです。そしてとんでもなくジューシーで、口に含んだ途端にメロン100%ジュースに変化します。
初めて食べた時は、衝撃で言葉が出ずに笑うしかありませんでした。果物の限界を突破している反則級の甘さです」。とのこと。シルクロードの天山北路を旅しているつもりで、一度は食べてみたいものだ。