白雲去来

蜷川正大の日々是口実

関内祭りへ。

2024-07-30 14:27:50 | 日記

7月27日(土)晴れ。関内まつり。

昨日、お世話になっている方と一緒に、久しぶりに元町商店街の裏にあるお寿司屋さん「ふじまつ」に行った。初めて行ったのはもう20年以上も前で、連れて行ってくれたのは古い友人の斉藤義一さん。その頃お店は、横浜の西区の伊勢町という所にあった。その後、伊勢佐木町通りに移転。そして六本木へ。六本木のお店には、盟友や宮島茂樹カメラマンと一緒に何度か行ったことがある。そして再び横浜に戻り、現在の元町にお店を出した。私の「ふじまつ」の「追っかけ」も年季が入っている。

今日は、関内のお祭り。2時半にサリーズバーに行けば、お店のご常連さんたちで一杯。皆さん、お神輿を担ぐ、鯔背な格好で待機している。私は、箸よりも重い物を持ったことがないので、私服のままだ。3時半からお神輿が出発。高校の同級生の杉本純三さんと会った。しばらく、お神輿を担ぐ皆さんの雄姿を見ていたが、暑くて耐えきれず、伊勢佐木町の書店、有隣堂に行き直会の時間まで暇をつぶした。5時から馬車道の居酒屋で直会。その後、サリーに紹介された関内の「たかはし」というお店で愚妻と合流。しばらく飲んで帰宅。暑いというだけで、一日の体力の大半を消耗した。歳には勝てん。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月のフランスの野は火の色。

2024-07-29 18:36:09 | 日記

7月26日(金)晴れ。

オリンピックが始まった。何でもパリで開催されるのは大正14(1924)年以来百年ぶりとのこと。その時の日本人の参加者は、わずか19人だったそうだ。今回は400人を超える選手が日の丸を背負って参加している。私が野村先生のお供をしてパリに行ったのは平成4(1992)年の9月の事だから、もう32年も前の事だ。しかし、古都パリの景色はたかだか30年ぐらいではビクともせず、開会式の映像を見ても、あああそこも行った、ここも行ったと、昨日の事のように思い出すことが出来る。セリーヌ・ディオンの「愛の賛歌」も良かったが、私は、「パリの空の下セーヌは流れる」を歌ってほしかった。歌っているセリーヌ・ディオンが一瞬、越路吹雪さんとダブった。古い人間ですからご容赦を。

歌人の与謝野晶子は、明治45年5月5日、新橋駅から夫、与謝野鉄幹の待つフランスへ旅立った。シベリア鉄道を経由して、19日にパリに到着する。当時は、日本からフランスまで14日もかかったのだ。車窓から見る5月のフランスの野原には、ヒナゲシの花が咲き乱れていた。半年ぶりに夫と再会した喜びを、その燃えるような赤色に託している。その時に詠んだのが有名な、「ああ皐月(さつき)仏蘭西(フランス)の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟」。ああ麗しい5月、フランスの野原には咲き誇るひなげしの花で一面火が燃え立つように赤い。今やあなたもフランスの地にたつ一本のひなげし、わたくしもまた・・・。(「短歌のこと。光のことば、ことばのひかり」より)。ちなみに、雛罌粟(コクリコ)とはひなげし、ポピーのこと。

「ふらんすへ行きたしと思えどもふらんすはあまりに遠し」と詠んだのは、萩原朔太郎。あまりに遠し、加えて金もなし。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近買った本二冊。

2024-07-28 17:29:57 | 日記

7月25日(木)晴れ。

朝食は、抜いた。昼は、メンチカツ、ロースハム、シジミの味噌汁。夜は、ナスと舞茸と豚肉のオイスターソース炒め、蒸し鶏、ところてん。お供は、「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

『週刊新潮』で百田尚樹氏が連載している「モンゴル人の物語」が面白くて毎週楽しみにしている。その百田氏の連載に影響されて、確か産経新聞の書評だったと思うが、『元朝秘史』(白石典之著・中公新書)を買って読んでいる。百田氏も書いているがチンギス・カンが活躍した時代、彼等は多くの国や都市を征服、そして破壊した。その残虐性は人類史上稀にみるものだったそうだ。その残虐性が失われたのは、仏教という信仰を持ったせいだったという。百田氏の連載と『元朝秘史』を読んでモンゴル人の歴史のすべてを理解することなど不可能だが、研究者ではないので、楽しく学ばさせて貰っている。

もう一冊買ったのは、やはり産経新聞の書評で知った『地球上の中華料理店をめぐる冒険』(関卓中著・斉藤栄一郎訳・講談社刊)。「中華料理店は今や、世界中のどこにでもあると言っていい。本書は、そんな地球上に散らばる名店を、カナダ在住の華人ドキュメンタリー作家がめぐった探訪記である。その範囲はアマゾンから北極圏まで5大陸15カ国に及ぶ。最北は白夜の国、ノルウェー北部にある人口5万人の町だ。そこで店を構えるには、食材や調理器具を1700キロも離れた首都オスロから運ばなければならない。高温多湿のブラジル南部アマゾンの店は、麻婆豆腐に欠かせない中国原産のスパイスが手に入らないため、現地の唐辛子で代用していた。トルコの店では、宗教的な理由から豚肉が使えないため、焼き餃子の中身は牛肉だ。その土地の特性や文化、人々の味覚に合わせた「中華料理」が円卓に並べられ、著者は舌鼓を打ちながら、経営者たちまルーツを探る」(書評・水谷竹秀、ノンフィクションライター)

旅と食に関する本が好きだ。近いうちに、事務所の書棚にある沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読み返してみるつもり。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナログオヤジからの脱却を目指して奮闘中。

2024-07-26 15:59:32 | 日記

7月24日(水)晴れ、しかも猛暑。

暑いせいもあってか、余り食欲がない。遅い朝食は、冷食のメンチカツ、ロースハムにキャベツの千切り添え。昼は抜いた。夜は、下山した盟友のお世話で、関内の「天七」という天ぷら屋さんにて。昨日は「登良屋」、今日は「天七」と二日続けての天ぷらである。両方とも好きだが、どちらかと言えば「天七」がいい。いくら食べても「重い」という感じではなく、軽く食べられるのだ。しかし浪人の身では、そう度々行ける店ではないのが残念である。

私の機会オンチは今に始まったことではないが、世の中が段々便利になるにつれて、私のような年寄りは、操作が難しく覚えられないから始末が悪い。先日もケンタに行ったら、オーダーがタッチパネルなのだ。チンタラやっているうちに、後ろに3人ぐらいが並んでいる。ビビッて途中でやめてしまった。ポイントの使い方も良く分からないし、盟友から頂いたアイパッドにも悪戦苦闘している。しかし、難しいからと行って、放り投げていたらいつまでも覚えられない。意を決してアナログオヤジからの脱却を目指して奮闘中です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食の好みが変わることは、何かのサイン?

2024-07-25 15:32:03 | 日記

7月23日(火)猛暑はまだ続いている。

自宅の近くを走っているのが環状二号線。見たことはないが、その磯子寄りの歩道に百年に一度だけ花が咲く龍舌蘭が咲いていて、テレビでは連日取り上げられている。一度見てみたいとは思っても、面倒なので、行ってはいない。

歳のせいもあるのだろうが、最近とみに食欲がなく、また食の好みが変わってしまった。以前読んだ本に「食の好みが変わった時は要注意」と書いてあったことを思い出した。しかし、食べたくないものを無理に食べるよりも、自然の流れに任している。

体操の宮田笙子さんが禁止されている喫煙、飲酒でパリオリンピックを辞退することになった。この事に関して賛否が分かれている。私は、この件に関しては敬天新聞の白倉康夫社主(有名なブログですから、是非読んでみて下さい)のブログに書かれていることと同意見である。更に、元陸上選手の武井壮氏も厳しい指摘をしているが、私も武井氏の意見に賛成である。それでも宮田さんが、この事にめげずに、再起をはかって欲しいと思っている。

夜は、月に一度の仲良しさんたちとの食事会を伊勢佐木町の「登良屋」という天ぷら屋で開催。ここのお刺身は絶品である。終了後に関へ転戦してから帰宅。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする