白雲去来

蜷川正大の日々是口実

いいドラマを見ました。

2008-12-29 21:09:23 | インポート

十二月二十七日(土)晴れ。

 先日、我が家で「カレー鍋」というものをやった。スーパーで、そのスープを売っていたので、食べてみたくなり買ってきた。普通の寄せ鍋の要領で、まあ好きなものを適当に入れるのだが、これが、中々どうして美味いのである。

 私は、鍋をするときに、一度に具を一緒に入れて煮てしまうのが好きではない。最初は肉と豆腐程度、それを食べながら徐々に野菜や油揚げなどを入れて行き、最後はうどんかラーメンで閉めるのが「オレ流」である。

 カレー鍋には、キムチやスパムを入れても美味いかもしれない。癖になりそうな味である。

 朝食の後に、事務所にて仕事。五時過ぎに帰宅。今日は、恒例の「ヨンドン会」の忘年会を京急の井土ヶ谷駅近くので、藤巻強氏経営している「ニュー・シフォン」にて行う。

 七時に、開宴。十二三人ほど集って、カラオケで盛り上がった。十二時近くに、矢崎泰之君に送って頂き帰宅。

 帰宅後に、ツタヤの安売りのコーナーで買った、向田邦子原作、久世光彦演出の終戦記念日ドラマ「言うなかれ、君よ別れを」というドラマを見て、大泣きしてしまった。いやー良かったですね。亡くなられた向田邦子さんの本は好きで全て読んだ。

 今や失われつつある、日本の家族と家庭の姿が描かれていてとても感動した。タイトルの「言うなかれ、君よ別れを」は、私の大好きな詩である。この詩の作者である大木惇夫は、戦後、戦争協力をしたとのことで文壇から無視された。まったくふざけた話である。大木を無視した連中が、今度は、時代遅れの「アカ」として、国民から無視されているのは、因果応報か。良い詩です。是非憶えて、口ずさんで下さい。

 

 戦友別杯の歌

 言うなかれ、君よ、わかれを、世の常を、また生き死にを、
 海ばらのはるけき果てに、今やはた何をか言はむ、
 熱き血を奉ぐる者の大いなる胸を叩けよ、
 満月を盃にくだきて暫し、ただ、酔ひて勢へよ、
 わが征くはバタビアの街、君はよくバンドンを突け、
 この夕べ相離るともかがやかし南十字を
 いつの夜か、また共に見ん、

 言ふなかれ、君よ、わかれを、
 見よ、空と水うつるところ
 黙々と雲は行き雲は行けるを。


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サリーの店のライブに行きました。

2008-12-29 20:47:55 | インポート

十二月二十六日(金)晴れ。寒い一日だった。

 起床後、朝食は、珍しく以前買っておいた「うどん」を鍋で煮て食べた。朝から鍋とは、ピンとこないだろうが、うどんも丼で食べるよりも、鍋で煮て食べたほうが美味い。具は冷蔵庫の中に余っているものならばなんでも良い。でも油揚だけは必需品だが。

 朝食後は、事務所へ。たまっているファックスや手紙、郵便物の整理などにかなり時間がかかる。青森刑務所の岡忠彦君、宮城刑務所の伊藤白水氏から手紙が来ていた。伊藤氏は、民主党の石井紘基元衆議院議員の刺殺事件で無期懲役の判決を受けて服役している。獄中の同志の健康を祈る次第である。

 六時半に帰宅して、夕食。今日は、夜の八時より「サリーズバー」でライブがある。元ダウンタウン・ブギウギ・バンドでギターを担当していた和田静雄さんの引き語りである。

 サリーの店は、十人も入れば一杯になってしまうのに、たとえ和田さん一人とはいえ、ライブとなると、それこそ大変である。事前に予約しておいたので席には困らなかったが、一般の人たちは、スタンディングである。私は、「ダウンタウン」の曲が流行った頃には、そういった音楽は卒業しいたが、それでも知っている歌ばかりで楽しめた。

 終了後に、社友会の古谷喜久男氏と久し振りに関内を二軒ハシゴして帰宅。


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大掃除の一日

2008-12-29 20:17:34 | インポート

十二月二十五日(木)晴れ。

 なんたって、ブログを更新するのを四五日サボると、一体、この日に何をしていたのか、とんと思い出すことに難儀する。まあシラフの時間が少ないのだから仕方がないと言えばそれまでだが・・・。

 腐った頭をシラフに戻して、えーと二十五日はですね、朝食後に自宅の大掃除を行いました。何といっても年末ですから、大して広くない我が家でも、一年の汚れを落とすのには、それなりの段取りがあって、もう大変なんすから。

 今日は、重点的に、障子の張替えを行った。と言っても、新しい障子紙を買ったわけでもないので、取り敢えずは、風呂場に障子を持ち込んで、古い紙をはがして障子を洗って、乾かすという作業に没頭。まあ柄にもなく掃除が好きなので苦にならない。

 三時過ぎまでかかって、取り敢えずは終了した。その後、連載させて頂いている、「実話ドキュメント」の第七十八回目の原稿を脱肛、ではなかった脱稿してメールで送信。いつもは締め切りギリギリまで、グダグダしているのだが、年末とあって、あまり遅れると申し訳ないので、頑張って、締め切り前に入稿した。

 夜は、一本原稿が終わった事への自分へのご褒美のために、松本佳展君から頂いた「黒霧島」で晩酌。


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