1月9日(火)晴れ。
朝食は、頂き物の「鮭の粕漬」「ふくやの明太子」、きゅうりと人参の糠漬け、大根の味噌汁。昼は冷食のグラタン。夜は、「ザブトン」という部位の牛肉、鶏の手羽先と大根の煮物、新玉ねぎのオイスターソース炒め、山芋の糠漬け。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌、いや愚妻と対酌。
スーパーで見ると必ず買ってしまうのが「生ワカメ」と「新玉ねぎ」だ。特に生ワカメは春先にしか出回らない。サッと水で洗ってから、味噌汁や鍋に入れる。みるみるうちに黒色だったものが鮮やかな緑色に変わる。見ているだけでも楽しい。しゃぶしゃぶも美味しい。高知のポン酢で食べる。新玉ねぎは、やはり味噌汁や炒め物が美味しい。今日のようにオイスターソースで炒めると、2個ぐらいはペロッと食べてしまう。スーパーに行き、生ワカメや新玉ねぎがあると、それだけで嬉しくなる。安上がりな自分に乾杯。
上の子供は、私のボケ防止のためか、たまに本を買って来てくれる。最近では、『数え方の辞典』(飯田朝子・町田健著、小学館)。これはタイトル通りに、物の数え方を教えてくれるもので、物を書くときに役に立つ。例えば、蚊帳は一張(ひとはり)、蔵は一戸前(いちとまえ)、屏風は一双(いっそう)、鱈子(たらこ)は一腹(ひとはら)など。他は『ねこのまちがいさがし』(古賀良彦著・文響社)。著者は下の子供が出た大学の名誉教授とのこと。二枚のねこの写真から間違いをさがすのだが、これが結構難しい。とても「一分見るだけ」では、間違いを探せない。脳トレには最高かもしれない。
そして昨日買って来てくれたのが、『三省堂国語辞典から消えた、ことば辞典』(見坊行徳・三省堂編集所著、三省堂刊)という本。サブタイトルは「辞書が削除した昭和、平成のことばたち・1000語」。少し読んだだけだが、これがかなり面白い。そういえばかつて辞書に載っていたかどうかは分からないが、乳母車、衣文掛け、股引などはもう死語になっているのだろう。昭和がどんどん遠ざかっていく。離れて暮らす下の子供から年賀状が届いた。ユニークな年賀状のデザインに家族は大笑い。