白雲去来

蜷川正大の日々是口実

少子化に驚いた。

2024-04-09 13:04:52 | 日記

4月6日(土)曇り。

春眠暁を覚えずで、のんびりと起きた。ほとんど昼食に近い朝食は、後輩が持ってきてくれたミスドの抹茶味の「ポンデリング」を2個。夜は、久しぶりに帰宅した下の子供を連れて、近所のお好み焼き屋の「鶴屋」へ。このお店にはもう20年以上来ているが、長くやっているだけあって、とても美味しい。久しぶりに堪能した。

何気なくテレビのニュースを聞いていたら、どこの地域の、どこの小学校かは忘れたが、新入学の子供が50何人と聞いて、一クラスかと思ったら、何と新入生の全員とのことで、ちょっと驚いてしまった。確かに少子化が進んでいるとは聞いていたが、一学年の全てが僅か50人余。全国の全ての小学校が同じではないだろうが、私の小、中、高校の頃とは、まさに隔世の感がある。

私が、横浜の南区にある小学校に入学したのは、昭和33(1958)年。小学校の入学記念の写真があるので、数えてみたら50人もいる。確か、小学校の低学年の頃に、教室が足りなくて、午前と午後に分かれた「二部授業」というものが実施されていた。そそっかしい私は、午後の部だと思って学校に行き教室に入ったら、知らない人ばかりで、驚いたことがあった。その日は、午前の部だったのだ。

中学も、一クラス50人ほどで、12クラス。3学年合計で1500人ほどもいた。高校も同じで13クラスあった。出生率の推移を見ると、昭和22年から26年までは、毎年約270万人もの新生児が誕生している。最近は120万人ほどであるそうだ。何だかなぁー。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清明の時節 雨紛々

2024-04-08 11:48:57 | 日記

4月5日(金)曇り。

連日の花曇りの日。朝食は抜いた。昼近くに、「ほっともっと」に行き「特のりタル弁当」買ってきて自宅で食す。インスタントの蜆の味噌汁を作った。夜は、お好み焼き、鶏のから揚げ、トマトサラダ。お供は「赤兎馬」。酔狂亭にて独酌。

今日は、清明か。清明(せいめい)」は、季節の指標である「二十四節気」の5番目の節気。「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味で、2024年は4月4日(木)〜4月19日(金)です。あまり馴染みのない「清明」ですが、中国や沖縄では大切な行事の日。「清明節」「清明祭」と呼ばれ、お墓を掃除して先祖供養をする、お盆のような行事です。とはネツトから。

清明の時節 雨紛々(ふんぷん)
路上の行人 魂を断たんと欲す
借問(しゃもん)す 酒家は何処(いずこ)に有(あ)ると
牧童(ぼくどう) 遥(はる)かに指す 杏花村(きょうかそん)

有名な杜牧の詩である。過日、購入したNHKの「漢詩紀行」の第4巻にこの詩が収録されている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国内最大のテーマパーク。馬鹿言ってんじゃないよ。

2024-04-08 11:05:24 | 日記

4月4日(木)曇り。

昨日の朝一番のニュースは台湾での地震。正月の能登地震の衝撃も消えていないのに、また地震か。近いうちに関東大震災級の大きな地震が来る可能性が高いと言われている。築30年もたっている我が家なんかひとたまりもないだろう。予想が外れて欲しいものだ。

朝食はチャーハン、野菜スープ。昼は抜いた。夜は、ミスジ肉、タコのマリネ、総菜の串揚げ。お供は「黒霧島」の「MELT」。酔狂亭にて独酌。

上瀬谷の米軍通信施設の跡地に、三菱地所や相鉄などが国内最大級のテーマパークを計画中とのこと。こういうことを計画している企業人の頭の中を覗いてみたいものだ。これだけ災害の多い国でそんなものを作るよりも、普段は運動公園などに使って、いざと言う時には、市民が避難できるような、緊急避難施設を作ろうとは思わないのだろうか。正に営利至上主義の最たるもので、企業人として恥ずかしいと感じないのだろうか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の雨 けむる祖国のさみしさよ。

2024-04-06 16:21:57 | 日記

4月3日(水)雨。

朝食は、鍋焼きうどんに五目御飯。昼は、抜いた。夜は、骨付き牛肉を「圧力鍋」で20分ほど茹でて食べた。まあまあだった。後は、メンチカツ、カレーコロッケにキャベツの千切り添え。お供は、「黒霧島」の「MELT」。酔狂亭にて独酌。

台湾で地震のニュース。正月早々能登半島で地震。次は台湾か・・・。自然の驚異の前では、人間の力など、ほとんど役に立たない。関東大震災級の地震の起きる確率も高いという。何とか予想が外れて欲しいものだ。

愈々桜の季節。野村秋介先生の獄中句集「銀河蒼茫」には、桜の句が多い。どれも私の好きな句ばかりだが、なぜか「満開の桜」を詠んだ句が少ない。滅びの美学を愛した野村先生らしいものばかりだ。「花の雨 けむる祖国のさみしさよ」「さくら散るいまも三島の死の光芒」「独房の茣蓙にも 風よ 花びらよ」面会の後一句、として「妻去りてかりそめならぬ花吹雪」「葉桜の鬱蒼たりし 大悲の獄」「葉桜の 風の言葉は 独り聴く」「滅びゆくものゝ淡さに 花筏」「唯なけて なけてならない桜の空」「誰もしやべるな 桜が散っているから」「祖国の涙のやうに桜が散る」「ひとすじの落花 夕日を手へ運ぶ」。

桜は「散る」が、梅は「ほころぶ」、菊は「舞う」、牡丹は「崩れる」、椿は「落ちる」・・・。日本語は美しいなぁー。

   


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜の桜は、もう少しか。

2024-04-04 12:37:13 | 日記

4月2日(火)晴れ。

良い天気である。寝室の雨戸を開けると、我が陋屋(ろうおく=狭くて、みすぼらしい家)に春の陽射しが注ぐ。金があろうとなかろうと、天気が良いというだけで、気持ちが華やぐ。朝食は取らずに、久しぶりに、愚妻を伴って一時間ほど歩いた。途中、京急の弘明寺駅の脇にある図書館に寄る。『中華美味紀行』(新潮選書)を備え付けのパソコンで探して見たが「在庫なし」。

弘明寺商店街の「モスバーガー」にて昼食。好きな「エビバーガー」とコオヒイ。最近桜の名所となっている大岡川沿いを歩くが、桜はまだ3部咲程度か。桜を見ると、先の大戦で散華された特攻隊員の方々を思い浮かべる。戦死なされた場所もさまざまである。沖縄戦なら本土に近い。ラバウルやニューギニアと行った南方から戻ってくるのは大変である。靖国神社の桜が1、2輪咲く。「おお貴様、今年は一番乗りか」、「俺は本土に近い沖縄戦だったからな」。3輪、4輪と戦友が集まってくる。そして外地で散った戦友が、どっと集まって満開になる。

貴様と俺とは同期の桜、離れ離れに散ろうとも、花の都の靖国神社、春の梢に咲いて会おうよ・・・。

夜は、久しぶりに友人と共に狭斜の巷へ出た。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする