冬のこの時期、荒川の土手からは富士山に向かって沈む日没が見られます。
今年は、朝方は天気が今ひとつ良くないものの、午後から回復に向かい、夕方には晴れてくるという天気が多い気がします。
ここ数日の強い冬型の影響で季節風が強く、秩父~富士山にかけての山並みがきれいに見えています。
デジタル一眼を持ってきていないことが多少悔やまれますが、そんなことを考えている暇もなくシャッターを切っていると、あっという間に富士山の東側の山腹に夕日が吸い込まれていきました。
日没後も、富士山に巻き付くような雲が残照を受けて炎のように輝いているのが、とても印象的な光景でした。
この時間帯は西へ向かう航空機が多いのか、多くの飛行機雲を目にすることができました。
夕日を受け、金色に輝いていくのを眺めていると、ふと私もどこかへ旅をしてみたいなんてことを考えてしまいます。
西空ばかりに気をとられていたら、頭上に一機のジェット機が通過をしていきました。
夕日で真っ赤に染まった飛行機雲を見ていると、まるで炎上しているかのような印象さえ受けます。
隕石の大気圏突入も、きっとこんな風に見えるんでしょうね。
いつも夕方の西空を撮っているので、たまには朝焼けの写真をと思い、仕事でもないのに早起きをしてみました。
まだ暗い空を見上げると星が輝き、これならば大丈夫。
念には念を入れて、気象庁のHPを見て確認。
アメダスの情報を見ると、氷点下の表示があふれています。
さいたま市辺りは、-7度以下にまで下がっています。
ここまで気温が下がるのは、放射冷却現象と寒気によるものですね。
こんなときに高いところから見回すことができると、空気の層ができているのがわかります。
関東平野という広大なフラットなエリアが広がっているため、冷え切った空気が溜まっているためにおきるものです。
この冷えた空気の層は、冷気湖なんて呼ばれたりします。
都市型の排熱で気温が上がっているなんてことを、忘れてしまいそうです。