My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

不思議な空

2006年01月25日 22時24分00秒 | まち歩き

P1000941

朝、9時30分から王子・飛鳥山でお客さんとの打ち合わせをした後、会社へ車を運転している時、空の様子がいつもと違うことに気付きました。
太陽を包むように淡い雲が広がり、いく筋もの直線的な雲が広がっていました。
あるものは、地平線と平行に数本が並んでいたり。
またあるものは、写真のように天頂付近を太陽を挟んで伸びていたり。
見慣れぬ空に、信号待ちの時に窓から手を伸ばして撮影をしてしまいました。
全部の謎は解けませんでしたが、白山の交差点近辺で見上げた時に、とても長く一直線に飛行機雲が伸びていきました。
この雲が、徐々に幅を広げながらゆ~っくりと流れていくさまは、映画『紅の豚』で大空に無数の飛行機が流されていくシーンを思い出してしまいました。
季節風の悪戯だったのでしょうか?


Filter

2006年01月25日 01時29分00秒 | 写真

Dsc_0639

部屋の片付けをしていたら、懐かしいものが出てきました。
写真撮影のときに使用したフィルターです。
着色したガラスや、染料で色付けをしたゼラチンでできています。
濃い色のフィルターは、モノクロフィルムで青空を強調したりコントラストを強くしたりします。
淡い色のフィルターは、カラーフィルムで差撮影する時に、晴れた日の日陰や曇り空の時の色調を整えます。
左上の偏光フィルターは、光の乱反射を除去します。
下のゼラチンフィルターは、カラーリバーサルフィルム(スライド用のフィルムです。プロのカメラマンや商業写真ではネガフィルムで撮るのは写真館くらいで、ほとんどはリバーサルフィルムです。)での撮影時にフィルムのロットによって生じるわずかな色の偏りを補正するために使用します。
これらのフィルターを使っていた頃は、いろいろと試しながら、1枚だったり複数を組み合わせたりしながら使っていました。
デジタルカメラを使うようになってからは、ホワイトバランスを調整したり、Photoshopのようなレタッチングソフトを使用することにより、気の済むまで調整ができるようになったので、ほとんどのフィルターはお役ごめんになりました。
最近は、レンズの保護用に使うのが、数少ない用途です。
そういえば、もう一つ。
昔のNikonのレンズは、52mmのフィルターが多く使えたのに、最近のズームレンズは72mmくらいの大口径のものが多いですね。
古いフィルターが使えない理由の一つにもなっていますね。