先日、外出の途中で赤羽界隈を歩いてみました。
自宅のお隣の駅ながら、駅前程度しか知らない街です。
今回は、荒川沿いから駅前までの2kmくらいを気の向くままに歩いてみました。
以前は造り酒屋があり、国道沿いに地下水を飲める場所もあったのですが、今はマンションに変わっていました。
梅雨空のどんよりした空の下、周辺は普通の住宅ばかりです。
そんななか、ちょっとレトロな雰囲気のお店を見つけました。
豆腐屋さんのようですが、昭和の中頃を思わせるような佇まいです。
店頭に置いてあるアイスクリームの保冷ケースも、最近は見かけません。
さらに歩いていくと、こちらも懐かしさを感じるような銭湯がありました。
入り口の暖簾に書かれた、銭湯浪漫の文字が何とも言えません。
入り口の両脇に隙間無く置かれた自販機を見ていると、銭湯の利用者よりも自販機の利用者の方が多いのかなとも思えたりします。
以前の日記で、自宅のリフォーム期間中に銭湯を利用したのですが、今回歩いた付近は一戸建て住宅ばかりが目に付き、いっそう利用者少ないのでは?と思えてきます。
さすがに景色に変化が少ないので駅前に向かうと、魚料理のお店でしょうか?
お店の外、舗道にまでビールケースを利用したイスが並び、路上では空席待ちのお客さんの姿まで見られます。
居酒屋とはまた違った雰囲気に、気の合う仲間と入ってみたくなりました。
さすがにここから先は駅が近いこともあり、普通の商店街になってしまいます。
東京と埼玉の県境、ちょっと懐かしさを感じる下町歩きでした。