My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

サウンド・オブ・ミュージック

2010年04月17日 23時50分00秒 | 観劇

手持ちチケットでの、初のサウンド・オブ・ミュージックを観てきました。
先週の日曜に初日を好評のうちに終え、迎えた月曜。
キャストチェックで、いきなり主役の2人と子供達がダブルキャストになり、かなり動揺させられました。
子役は法規制があるので、1週通しは無理な事は解っていましたが、主役の2人までもとは予想外でした。
その後は、毎回キャストチェックとなったのは、言うまでもありません。
今日のマリアと大佐は、プレビューで早々に観る事が出来た、笠松さんと芝さんのお2人。
今のところは、マリアと大佐の2人は1回毎に変わっているようです。
このまま続けてもらえれば、来週のチケットは智恵さんと綜馬さんで観られそうです。

前回は違和感を持ちながらも気付かなかった、「朝の祈り」のシスター達。
歌声は確かに女声なのに、修道院の扉から出てくる人数は女声アンサンブルよりも確実に多い。
よくよく観ていると、後半は客席に降りずに舞台中央を通り、もう一方の扉から修道院内に戻っています。
しかも、歌っている気配がなく、更に目を凝らすと男性アンサンブルの皆さんですね。
前回も衝撃的だった秋山さんの歌声は、やはり素晴らしいですね。
1幕ラストの、「すべての山へ登れ」にいたっては、ひたすら聴き入ってしまいます。
修道院長としての厳しさと、マリアを見守る優しさは、院長としての思いだけではないのでしょうね。
ベルテ、マルガレッタ、ソフィアの3人のシスター達。
佐和さんと矢野さんのお2人が歌う「マリア」は、楽しいですね。
マリアという人間の魅力を、たっぷりと紹介しています。
矢野さんの表情を観ていると、知らず知らずのうちに笑顔になってしまいます。
誰もが知っている「ドレミの歌」は、観ていると私も口ずさんでしまいそうです。
谷口さんのリーズルが反抗的な態度を取りながらも、楽しさに皆と一緒に歌いだすまでの表情の変化が良いですね。
今回の子供達、一瞬歌詞が出てこない子がいたりもしましたが、ご愛嬌と言ったところでしょうか?
「もうすぐ十七歳」では、初見となる飯田兄弟の飯田達郎ロルフですが、想像していたイメージとは、ちょっと違うかな。
特に、リーズルを好きな青年は。
2幕でヒトラーに感化して軍人のイメージの方が、合っているように思えます。
マリアが教えた歌で、大佐と子供達の壁が無くなるシーンは、はやり泣けてきます。
全般的に展開が早いのでどうかなとも思えるのですが、母親が亡くなり、厳しくしつけるあまりに子供達との間に生じてしまった壁。
どうにも出来ず、規律という言葉のもとに封じ込めてしまったものが、元も戻るとき。
多くの言葉は、必要ありませんね。
大佐役の芝さんも、厳格の父親としての顔、愛国者としナチスに抵抗する顔、マリアへの愛に気付いた顔、それぞれの表情が良くなっています。
今日のマックスは、喉の調子がちょっと良くないのかなと思える部分が。
ユーモラスな表情や声が魅力なだけに、ちょっと気になりました。
子供達とのやり取りの中で気になるのが、2幕冒頭。
マリア不在で気乗りのしない子供達相手に、手を焼くマックス。
指の痛みを訴えるグレーテルの手を取り、指にキスをします。
前回観た平井花南ちゃんは、思いっきり嫌な顔をしながらスカートで指を念入りに拭くのですが、今日の西山寿奈ちゃんは軽くダダを捏ねるような雰囲気で指を拭いていました。
好みもあるでしょうが、私は花南ちゃんの仕草の方が好きです。
2幕ウエディング・シークエンスは荘厳な雰囲気と、シスター達の歌う「マリア」のコントラストが良いですね。
問題児だけど憎めないマリアへの、シスター達の思いが伝わってくるようです。
ハネムーンから戻った2人を待つ、ヒトラーの影。
毅然とした態度で応じるも為す術も無く、リーズルを見る目も変わってしまったロルフの姿に、情勢の緊迫感が伝わってきます。
修道院の中庭でのロルフとリーズル、大佐とが対峙するシーン。
交わす言葉も無く、束の間流れる時間の間に交わされるそれぞれの思いは、どれほどのものなのでしょう?
映画でのシーンが頭の中にあるだけに、別な形での表現を観てみたい気がします。

ストーリー、キャスト、歌。
魅力いっぱいの舞台は、観終わる頃には、また観たいと思わせてくれます。
さっ、次回は智恵さんのマリアが楽しみです。

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四季劇場[秋]2010年4月17日
マリア笠松はる
トラップ大佐芝 清道
修道院長秋山知子
エルザ坂本里咲
マックス勅使瓦武志
シュミット丹 靖子
フランツ川地啓友
シスター・ベルテ佐和由梨
シスター・マルガレッタ矢野侑子
シスター・ソフィアあべ ゆき
ロルフ飯田達郎
リーズル谷口あかり
フリードリッヒ竹林和輝
ルイーザ飯塚萌木
クルト廣瀬孝輔
ブリギッタ高地杏美
マルタ内田花音
グレーテル西山寿奈
男性アンサンブル池田英治
井上隆司
佐藤季敦
北山雄一郎
高橋基史
天野 誠
奥田直樹
柳 隆幸
女子アンサンブル黒崎 綾
倉斗絢子
吉村和花
松本菜緒
佐々木杏珠
長寿真世
吉田千恵
伊吹 悠
コンダクター平田英夫

キャッツ 4月17日

2010年04月17日 22時55分00秒 | 観劇

大口ランペ観たさに、横浜まで行ってしまいました。
元々のチケットは、他に演目に化けてしまっていたのですが、友人から譲っていただいたチケットで観る事ができました。
今日の席は、3列最上手ブロック。
初めてのブロックでしたが、視点が変わり新しい発見がいくつもあり、かなり楽しめました。
五反田の時にはジェリクル・ギャラリーがあったので、似たような角度からは観ているのですが、今回は1階席のためかなり印象が異なります。
大口ランペを観たいという気持ちが強かったので、席の脇のスロープでもしっかる観る事が出来、高い満足度の席でした。
ネーミングでは、江部さんのシラバブを独り占め状態でした。
間近で見るのは初めてですが、小柄というよりもスリムで可愛い感じですね。
以前よりも声が出てきましたが、もう一頑張りですね。
ステージ脇で、何かに戯れている様子は、子猫ぽくて可愛いです。
バブの先に目をやると、横浜では立ったままでのネーミングだったタントが、五反田同様にいつもの70番代の席に向かい座った状態でネーミングをしていました。
今後もこのパターンなら、高倉タントの時には取りたい席です。
ネーミングでバブが離れた後にステージに目を向けると、種井デュト様が階段を上ろうとしているのですが、どう見ても猫ではなくて熊!
1人ツボにハマってしまい、笑いを堪えるのが大変でした。
ネーミングの時、後方5列でお父さんの膝に乗ったおチビさん。
雄猫の表情に恐れを為したか、泣き出してしまいました。
やはり、小さな子供には怖い存在なんでしょうね。
2幕でも、カッサのダンスが始まる直前に再び泣き出し、親子観劇室に駆け込んでいました。
客席からは、笑い声が起きていました。
私の周囲には熱烈な西尾さんのファンがいるためか、ついつい私も西尾ギルに目がいってしまいます。
ダンスも切れが良く、歌のソロパートも声が良く出ています。
しかし、妙にビシッと伸びた背筋で胸を張って歩いているのを見ると、コーラスラインのリチーを思い出してしまいます。
力強いポーズでは、「男です!」なんて叫びそうです。
前回まで楽しみに見ていたガスの飯田君が美女と野獣へシフトしたため、田島さんが復活しました。
しかし、喉の調子があまり良くない様子。
特にグロタイでは、明らかに。
熊本グリドルボーンと歌い上げる時には、ほとんど声が聞こえない状態。
ここでムリをせずに、久々のスンラさんのガスを観てみたいです。
ディミータは原田さんから、団さんに変わっています。
原さんのディミータも良かったのですが、迫力や力強さという点では、団さん流石です。
さて、お目当ての大口さんのランペですが、ダンスの切れが良いのはもちろんの事、セクシー度アップの仕草が素敵です。
ガスナンバーの時、種井デュト様に異常にベタベタ寄り添っていて、ちょっと嫉妬したくなってきます。
タイヤ上での何気ない仕草が、とても猫の仕草を表現しています。
やはり呼び寄せて、家につれて帰りたくなってきます。(笑)
アイーダを抜けてマンマのPRをしている五東さんですが、マンマに入る前に久々のジェリロを観てみたいですね。
久しぶりの握手は、西村さんでした。

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キヤノン キャッツシアター2010年4月17日
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 熊本亜紀
ジェニエニドッツ 鈴木由佳乃
ランペルティーザ 大口朋子
ディミータ 団 こと葉
ボンバルリーナ 西村麗子
シラバブ 江部麻由子
タントミール 八鳥仁美
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 廣本則子
カッサンドラ 蒼井 蘭
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 田島享祐
マンカストラップ 武藤 寛
ラム・タム・タガー 田邊真也
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 龍澤虎太郎
スキンブルシャンクス 岸 佳宏
コリコパット 入江航平
ランパスキャット 高城将一
カーバケッティ 齊藤太一
ギルバート 西尾健治
マキャヴィティ 桧山 憲
タンブルブルータス 大森瑞樹