My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

国立新美術館

2007年05月05日 23時53分42秒 | アート・文化

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Dsc_5662 午後から、国立新美術館へ行ってきました。
目的の1つは、「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」を観ること。
もう1つは、知り合いのカメラマンが入選をした 「第81回 国展」を観ること。
そして、建物を楽しむこと。
東京メトロ千代田線の乃木坂の駅からは、出口から美術館へ直結していて、通路自体が美術館の一部のような印象を受けます。
地上へ出ると、エントランスには特徴的なガラスの壁面の一部が目に入ってきます。
チケットを購入してロビーに入ると、雑誌やWebでは何度も観た光景が広がり、凄いの一言ですね。
このガラス張りの壁面の曲線は、不思議なカーブを描いています。
ワイドレンズを使って撮影をしていると、広角レンズの歪みなのか、壁面の曲面なのか混乱してきそうです。

モネ展は相応のスペースを使い、多くの絵を展示しているものの、やはり見学者が多すぎます。
コーナーで壁面2面となるスペースでは、それぞれの面の絵を見入っている人がいるため、収拾がつかない場内となっていることも。
これならば、多少の待ち時間は生じても良いから、ゆっくり観られる方が良いですね。
さもなければ、展示数が減少しても、壁面の構成を単純化して欲しいです。

これと比べると、寂しすぎるほど人が少ない第81回 国展。
知り合いのカメラマンが入選したことを知らなければ、正直言って観に行くことは無かったかも知れません。
表現の面白い作品に興味を惹かれたものもあれば、定番的な作品に少々ガッカリさせられたりと、期待を大きく上回る作品と出会えなかったのは、ちょっと寂しさを感じます。

この美術館の設計は、今さら言うまでもありませんが、これだけのものを設計したことの凄さと、実際に建築をしてしまったことの凄さを感じます。 Dsc_5692
独自の収蔵品は持たず、企画展のみというのは、どうなんでしょうか?
せっかく素晴らしいスペースを完成させたのだから、人や時間に追われずに芸術を楽しみたいものです。


猫じゃらし

2007年05月03日 23時28分00秒 | まち歩き

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勤務先の近く、日本青年館に近い公園の片隅に、猫じゃらしがたくさん生えています。
正しくは、えのころぐさ(狗尾草)と言うみたいです。
私の中では、子供の頃から猫じゃらしだったのですが、狗児(えのころ=子犬)の尾に似ていることから、えのころ草と呼ぶようです。
辺りは、ふっくらと丸くなり普段目にする猫じゃらしのイメージの草が生えていたのですが、陽の光を受け輝やいて見えるところは、 Dsc_5635_1
まるで麦の穂のように真っ直ぐ伸びた細い毛が印象的でした。
普段見慣れているものも、こうしてみるとちょっと新鮮です。