なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

昨夜は荒れない当直

2014年03月29日 | Weblog

 昨夜の当直は大学の応援医師だが、荒れる当直になる先生だった。一番ひどい時は、心肺停止・急性心筋梗塞(心臓センターのある病院へ転送)・細菌性髄膜炎(基幹病院神経内科へ転送)・外科の入院患者がARDSで気管挿管人工呼吸というものだった。転送先の神経内科では、髄液検査までして診断をつけて搬送したこの先生を称賛していた。グラム染色で肺炎球菌による髄膜炎ということまで診断を付けていた。さすがに沖縄で6年研修しただけのことはある。

 内科当番だった。今日の午前中に用事があり、一晩分の指示は出してもらえるが、病院を往復する時間がないので、病院に泊まって待機していた。当直体で受診した患者さんは10名弱で、入院は80歳台女性の一過性意識障害だけだった。搬入時には意識は戻っていて、頭蓋内疾患や心疾患はなく、早期に「退院できる見込みだった。

 午後からは書店によって、医学書を購入した。急性心筋梗塞の心電図がくわしく載っている「循環器・救急医のための心電図の症例集」、研修医向けの画像読影講義を書籍化した「ユキティのER画像Teaching File」、人気ブログ呼吸器内科医著者の「呼吸器の薬の考え方、使い方」の3冊。

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