お屋敷&庭園まわりを時々します。というのも、結婚以来、義理の両親が来た時に「せっかく遠路はるばる来るのだからどこかに連れて行かなくては」となるのです。ロンドンに住んでいた時はケントのシシングハーストまで足を伸ばしたこともありました。
そんな西洋庭園とは対極の・・・花菖蒲(しょうぶ)を見に行って来ました。今回は親なしですが、夫のたっての希望で仕方なく。
「しょうぶ」と言えば諺くらいしか思い浮かばない、と思ったらその諺でさえ、
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」
「立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は藤の花」
・・・ちっとも菖蒲は登場していなかった。
がここで勉強になったのは、「しょうぶ」も「あやめ」も漢字では菖蒲と菖蒲でまったく同じだということ。しかもこの2種は見かけも似ているのに異なる花とな。なんだか最近の若い女性は皆同じ顔という父の心境。
そう、昔ながらの諺に出て来る花とは、伝統的な美人・佳人のたとえで、菖蒲(しょうぶ)は諺では菖蒲(あやめ)に席を譲ってしまいましたが、江戸末期から浮世絵でも美人とともに描かれて、今回私が訪れた「堀切菖蒲園」は江戸百景に入っている、今で言うなら「死ぬまでに見たい世界の◯◯」のような庭園だったようです。
お土産の売店でカルメ焼きをダーリンに買ってもらいました。
クリックで写真が拡大します
屏風絵の絵はがきは、通常のハガキの縦横比ではありません。販売のおじちゃんが「これ出す時はね、定形外になっちゃうんだけどね」と親切に教えてくれました。いいよ~送料が数10円高くても、こんなに素敵なカードなら。拡大して左下のサインのところをご覧下さい、文字が招き猫型に縁取られてる愛らしさです。しかも、1枚50えん。
菖蒲園をモチーフにした浮世絵のブックレットも買いました。その中の気になる絵
男装の麗人?
それから、このアールヌーボーのような縁取りのついた花鳥図
アールヌーボーよりも古いです。日本画が影響を与えたって本当なんですね。
現在は最盛期の1/3の面積になってしまい、住宅や高速道路に囲まれているのですが、昔はのどかな田園地帯だったのか、沼地だったのか。。。。。
そんな西洋庭園とは対極の・・・花菖蒲(しょうぶ)を見に行って来ました。今回は親なしですが、夫のたっての希望で仕方なく。
「しょうぶ」と言えば諺くらいしか思い浮かばない、と思ったらその諺でさえ、
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」
「立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は藤の花」
・・・ちっとも菖蒲は登場していなかった。
がここで勉強になったのは、「しょうぶ」も「あやめ」も漢字では菖蒲と菖蒲でまったく同じだということ。しかもこの2種は見かけも似ているのに異なる花とな。なんだか最近の若い女性は皆同じ顔という父の心境。
そう、昔ながらの諺に出て来る花とは、伝統的な美人・佳人のたとえで、菖蒲(しょうぶ)は諺では菖蒲(あやめ)に席を譲ってしまいましたが、江戸末期から浮世絵でも美人とともに描かれて、今回私が訪れた「堀切菖蒲園」は江戸百景に入っている、今で言うなら「死ぬまでに見たい世界の◯◯」のような庭園だったようです。
お土産の売店でカルメ焼きをダーリンに買ってもらいました。
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屏風絵の絵はがきは、通常のハガキの縦横比ではありません。販売のおじちゃんが「これ出す時はね、定形外になっちゃうんだけどね」と親切に教えてくれました。いいよ~送料が数10円高くても、こんなに素敵なカードなら。拡大して左下のサインのところをご覧下さい、文字が招き猫型に縁取られてる愛らしさです。しかも、1枚50えん。
菖蒲園をモチーフにした浮世絵のブックレットも買いました。その中の気になる絵
男装の麗人?
それから、このアールヌーボーのような縁取りのついた花鳥図
アールヌーボーよりも古いです。日本画が影響を与えたって本当なんですね。
現在は最盛期の1/3の面積になってしまい、住宅や高速道路に囲まれているのですが、昔はのどかな田園地帯だったのか、沼地だったのか。。。。。