BBCのラジオで12/26に放送されたこのラジオドラマ、義理の両親も去り、娘が香港旅行(裏山)、夫は出稼ぎでいない今宵、やっとじっくり聞けました!
しかしじっくり聞いてもわからないところいっぱい(涙)という私と同じお悩みの方に朗報!
CDが発売されます!
アマゾンUKでは3/7、CDとオーディオブックのDL形式もあります。
実際に触れる物としてCDを所有するか、買った瞬間に聴けるDLか迷うところ!
ではBBCiPlayerで聞いた感想を少し。
まずダイアナ・リグの語りが眠気を誘う!
病院の入院病棟の訪問者だという年配の女性が、患者の男の子に語って聞かせるという形は、聞いてる方は子供の視点になりわかりやすくもあるのですが、
私は何度も寝る前に聞こうとして15分くらいで意識がなくなり気づいたらドラマは30分以上進んでた・・・という経験をしました。
しかしお布団の中で後は寝るだけ体制で聞くというのが敗因と悟り、
あいぽんのスピーカーでは聞き取れない音も拾えるイヤホン装着にて、テーブルに向かってやっとコンプリートしました。
やっぱりちゃんと聞こえる部分が多ければ面白いですものね〜
最強の神様オーデンはデレク・ジャコビ、声だけだとついアンソニー・ホプキンスのマーベルのオーデンの顔を思い浮かべてしまいましたが、オーデンのキャラはぶれてないのであまり弊害はありません。
マーベルと全然違うのはやっぱりソーとロキで、フレイヤやセアなんてマーベルに出てきてないし。というのも、ソーもロキも結婚して子供もいるのが北欧神話なんで(この作品ではソーの子供は出てなかったと思いますがロキは子沢山でした)その辺がマーベルとは違い、
ソーは腕力はあるけど知性がなさそうな感じで、ロキは子供はいるけど
Loki is the most cunning of all the gods. He is handsam and likeable, but there is such a darknessinside him. He makes the world more intresting but less safe.
(ロキは神々の中でも最もずる賢い。ハンサムで人好きするのだが、彼は心に深い闇を抱えている。彼のおかげで世界はおもしろいが安心できない。)
なんですよ!立派な主役!主役はロキです!
そして主役なのに得意の姿を変える術で大バエになったりしおらしい女の子になったりするんですからコリン・モーガンのドレス姿も想像しちゃったりして楽しいったらありませんよ。
神々の他にもハリー・ポッターや他の児童文学に出てくる小人や大男なども出てきて北欧とイギリスの神話はやはりつながっているんだな、と思ったり。
*北欧神話はキリスト教より古いとのことなので民族大移動でヨーロッパに広がったのでしょうね。
あと苦しみにもがいたロキが大地を揺すって地震になった、などと日本の神話にも通じる自然と神様のつながりに親近感を持ちました。