めまぐるしい勢いのエピ1の出来事が着々と転がるエピ2です。
ヨーロッパ大陸の革命の波が押し寄せるかのように選挙権運動の高まるロンドン。
退位して国を逃れてきたフランス王も大人しく黙ってればいいものを、王女や皇太子にギロチンの話などして、女王の好意を少しは考えてくれ・・・な王様。
この国を統治するのが私の運命、と子供の頃から心してきたヴィクトリアらしく、ロンドンを、王宮を去るのは君主らしくないと産後まもないというのに悩む女王様と見守るアルバートの美しいことよ。。。仲良きことは。。。
王室一家の安全確保のためワイト島へ逃亡するのはどうしても気が乗らないヴィクトリアを、首相、外相、そして家族を守りたいアルバートが説得してついに首都から逃げ出す女王一家でした。
選挙権を求める署名を運びながら行進する労働者に一旦は銃を向けた軍隊でしたが、ヴォクトリアの命により通行を許されます。
ワイト島にて暴動はなかったことを知らされたヴィクトリアは、逃亡してきたことを後悔するのでした。国民を裏切った良心の呵責ですね。
次回、「やっぱり私の言った通り大丈夫だったじゃないの!!」とアルバートにあたらないよう祈っておりますよ〜〜〜!
そうそう、バーティ皇太子とヴィクトリア王女の葛藤も、歴史として読んだことはあるけれど、こうしてドラマで見ると生々しいですね〜。なんでも出来が良くて将来の君主にふさわしくても女子だから出来の悪い皇太子より王位継承権が低いジレンマ・・・
お産で叫ぶママの部屋を覗き見して「ママ死んじゃうの?」という弟に「もし死んだらあなたに王冠が来るわよ」と常に王位に執着する長女ママそっくり。
でも順位は低くても日本のように継承権がまったくないよりはまだ人間扱いされてますが。
そして「下がってよろしい」と女王に嫌われてたパーマストン、ヴィクトリアの美人女官(?何担当だったかな)のモンマウス夫人を街で救ったことで女王の心を少し開きました。そういうとこ、ヴィクトリアって合理的な性格ですね。パーマストンも女王に嫌われてもちっともめげない図々しさなので、このふたりがタッグを組めば最強な予感です!