つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

佐々木譲著 「犬どもの栄光」

2010年08月05日 | 本・・・
本を読むことが好きです。
残りの人生がどれくらいあるのかわからないが、たくさんの本に出会いたいと思っている。

今日は娘の通う高校の先輩である佐々木譲さんの「犬どもの栄光」を読んだ。
佐々木さんの警察小説は、語り口が滑らかで、しかも北海道を舞台にしているため身近な地名がでてくることもあり読みやすい。今回は警察も味方にできない、復讐鬼からの逃亡をえがいている。
とんでもないストーリーなのだが妙に説得力があった。私は時間が取れたので一日で読み終えることができました。楽しかった。
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東京の家

2010年08月05日 | 日記
恵まれたことに、私の実家は新宿にある。
古い家でうっそうとした木の中に建っている。
手入れが不足し伸び放題になった木は、人のなすことの無力さを教えてくれます。
この本当に手のひらサイズに収まる「森」にいろいろな生き物が集まってくる。
どうやらコンクリートで固められた東京のオアシスのようだ。
虫、鳥、かえる、それはとても東京の中とは思えないような色とりどりの様だ。

暑い 最高気温が35度を超えるそうだ。
体温とほぼ同じ…気が遠くなる。
札幌では、気温が高くても湿度がここほど高くなく風があるのでしのぎやすい。
ああ、じっとしていても汗が噴き出してくる。
それもじわっと塩がわいてくるのを感じる。
これで熱中症になるんだなあ…。

冬、札幌で見かける「路上生活者」も気の毒になるが、
逃げようのない暑さにまとわりつかれている東京の「路上生活者」はもっと気の毒に見える。

生活を維持するって、努力だけではどうにもならないことがある。
持って生まれた環境や、運のようなものがずいぶんとあるようだ。
なんとかみんなが笑って過ごせるそんな国になってほしいものだ。
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