

(相続PRO)相続手続支援センター長野・松本・飯田
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そろそろ花粉の季節ですね。
少し前までは、インフルエンザ予防にマスクが欠かせなかったけれど、
これからは花粉予防のためにマスクが重宝されます。
だんだんと暖かになるのは嬉しいのですが、
花粉対策、皆さんお気を付け下さい。
さて、先月2/18から明後日3/11まで
大町市社会保険協議会様主催のセミナー講師に呼ばれ、
4回シリーズでセミナーをしています。
内容は、
相続の基礎、遺言、エンディングノート、成年後見と相続税。
どれも時間の制限がある中でのお話ですので、
全てを知ってもらう事は難しいのですが、
まずは、
①現在の相続情報をお知り頂くこと、
②その中で、ご自身の、ご家族の抱える問題を考え、
③必要に応じて専門家を頼り、その問題解決を目指すこと
ということがその趣旨となるのかなと。
明後日が最終回。その準備を頑張っているところです。
さて、このセミナーで遺言がテーマのときに私が言った言葉。
「遺言は元気なうちに作りましょう。元気なうちに作ると長生きします。」
この時、
参加者の皆さん、どっとお笑いになりました。
でも私は冗談で申しあげたのではありません。
死期が迫っている遺言、病院で作成する遺言は、
遺言者さんが、びっくりするくらい早く亡くなられることが多いです。
私の思うに、遺言者さんが死期を知ったうえで作る遺言ですので、
ご自身の最期の力を振り絞って、最後の仕事(=遺言作成)をしているのではないかと思います。
ですので、遺言を作成し終わると、ほっとしたのか、
あっという間に亡くなってしまいます。
でも、元気なうちに、まだ、先の話と思って作る遺言作成は、
自分の心の中にある、今のところ小さな、でも実はとっても大きな不安を
払しょくしてくれます。
「まだ先だから」と思っていても、
「いつかは作らなければ」と思っているのであれば、
遺言書作成によってその不安が安心に変わればどうでしょう。
「長生きする」
と申し上げた意味もお分かりいただけるのでは。
このセミナーの期間中も、病院で遺言を作った方がその4日後に亡くなりました。
元気なうちに作る遺言の大切さを知っていただければと思いました。