「内容紹介(裏表紙より)」
不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と・・・・そのクスノキには不思議な言い伝えがあった。
伯母は全国的にリゾート施設やホテル事業を展開する柳澤一族の一人だった
玲斗の母親はこの伯母の年の離れた妹にあたる
玲斗の家族は祖母だけで両親はすでにいない
クスノキには大きな洞があり、そこで新月前後と満月前後に祈念すると・・・・・と不思議な力がある
柳澤家の敷地内にあるため代々柳澤家の親族が守って来たクスノキ
伯母がその番人を務めてきたが、年齢を重ねたため後を引き継ぐ番人を探していた
血筋の者でなければならない
さすが、東野圭吾
推理・ミステリーに付きものの殺人や犯罪
そういった内容がないのにドラマチックでとても面白かった