先日のDVD『ボクは坊さん』を観て、この原作を読みたくなった
図書館の検索をかけて見ると、その続編も出版されててそれが『坊さん父になる』
原作者で主人公の坊さんは白川密成(しらかわみっせい)
四国八十八ヶ所の第五十七番札所、栄福寺の住職
彼は高野山大学密教学科を卒業し、24才で祖父の住職の遷化(せんげ―高僧の死亡をいう)のあとを受け住職となる
30才の頃、尼僧の彼女と出会って結婚
妻は一般の家庭から、仏教(密教)に興味を持ち、高野山大学に進学した尼僧
世界の僧侶はだいたいが結婚をしない
日本の僧侶は家庭を持つ、それが日本のお坊さんの現実らしい
そして密成さんは、栄福寺に演仏堂を建てるなど、仏教の教えを一般の人にわかりやすく伝える活動を精力的にこなす
タイトルから、密成さんの自伝的な内容かなと、思った
が、家族のことはあまり書いてなく、内容のほとんどは説法のよう
つい読み進めて、1日半で読んでしまった
『ボクは坊さん』も予約してあるので、これから読むことになる^^