前作『チーム』の2冊目
といっても内容がそのまま引き続きというわけではなく、トップランナーの山城の話
と、もう一人、ハーフマラソンの日本新記録保持者の甲本と2人ヒロイン
箱根駅伝は10人のチームで2日間、1人20キロづつ走る
大学駅伝だから選手は大学の名前をしょって走る
宣伝効果は大きく、大学側は力を入れる
そんな状況で42.195キロを走るマラソンの低迷が続いていることに、神奈川県知事が憂う
そして、東海道マラソンを新設
新たに作るマラソン大会
県職員の音無(おとなし)が企画を進めていく
知事の思惑は、この東海道マラソンで日本のトップランナーである山城に世界新記録をだしてもらおうという事
そのために音無が山城に会って出場を要請するが、あっさりと拒否される
マラソンにはペースメーカーという存在があって、甲本にペースメーカーを依頼
前作の『チーム』のキャプテン浦も登場して、なかなか面白い!!
不安(夫の事)があって何かと集中できない昨今のワタシ
このスポーツ小説がとてもスッキリ時間が過ぎる
身につまされるような不幸がない、から^^;