先日、山口で一人暮らしている81歳の母親に電話をしました。
これと言った特別な用件も無かったのですが、何故かその日は母親の声を無性に聞きたくなったんです。
七年前に長年連れ添った父親に先立たれ、
さらに子供三人の中で一番の親孝行であった4歳年下の妹(長女)も昨年6月肺がんで亡くしてしまいました。
母にとっては、家族の中で一番長生きしなきゃいけない末っ子が先に逝ってしまった事が相当「ショック」だったんでしょうね。
この理不尽な現実を受け止めるのも母にとっては大変なことだったようです。
そして小柄な母が益々小さくなって何かにつけ「涙もろく」なってしまった様です。
突然の電話に驚きながらも言葉の端々に喜んでくれていることが、よく解ります。
母の近況を、一通り聞き終えて
私の「じゃ、また電話するね」っていう一言で、
母の声が詰まります。
か細い声で、
「こ、今度は、いつ帰ってくるんかね?」![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a7/4cecd6f385d004cf1476e1f871c57273.png)
「5月の連休には、帰れると思うよ。」
「あんまり無理しちゃ、いけんで」
「わかっとる、わかっとる」
嗚咽まじりの弱弱しい声を絞り出し
「お願いだからT子(妹)みたいに、先に逝っちゃいけんで、先に逝っちゃ。。」
「。。。。。。。(T_T)」
あと何年、母と会えるだろうか?![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/7f/579188f47ebafb123ce38b255dfc61f1.jpg)
あと何回 母に電話出来るだろう。
タケ
これと言った特別な用件も無かったのですが、何故かその日は母親の声を無性に聞きたくなったんです。
七年前に長年連れ添った父親に先立たれ、
さらに子供三人の中で一番の親孝行であった4歳年下の妹(長女)も昨年6月肺がんで亡くしてしまいました。
母にとっては、家族の中で一番長生きしなきゃいけない末っ子が先に逝ってしまった事が相当「ショック」だったんでしょうね。
この理不尽な現実を受け止めるのも母にとっては大変なことだったようです。
そして小柄な母が益々小さくなって何かにつけ「涙もろく」なってしまった様です。
突然の電話に驚きながらも言葉の端々に喜んでくれていることが、よく解ります。
母の近況を、一通り聞き終えて
私の「じゃ、また電話するね」っていう一言で、
母の声が詰まります。
か細い声で、
「こ、今度は、いつ帰ってくるんかね?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/a7/4cecd6f385d004cf1476e1f871c57273.png)
「5月の連休には、帰れると思うよ。」
「あんまり無理しちゃ、いけんで」
「わかっとる、わかっとる」
嗚咽まじりの弱弱しい声を絞り出し
「お願いだからT子(妹)みたいに、先に逝っちゃいけんで、先に逝っちゃ。。」
「。。。。。。。(T_T)」
あと何年、母と会えるだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/7f/579188f47ebafb123ce38b255dfc61f1.jpg)
あと何回 母に電話出来るだろう。
タケ