ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『ハンガー・ゲーム』

2012-10-02 10:03:52 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
面白そうなラインナップが続いてるときは、もぉ映画館に住みたいと思ったりもする。
10月1日。ファーストデー。2本連続鑑賞強行・1本目。

 『 ハンガー・ゲーム 』


最先端都市・キャピトルと12の隷属地区から構成される巨大国家ベナム。
ここでは年に1度、『ハンガー・ゲーム』が開催される。
参加するのは、隷属各地区の12~18歳の少年少女の中から選出される各1人。
主人公カットニス・エバディーンは、選ばれてしまった妹の身代わりとして出場を志願する。

キャピトルが74年前の反乱の見せしめのために行う「ハンガー(餓え)・ゲーム」。
つまりは古代ローマのコロッセオ(コロシアム)。
12の隷属地区の国民を威圧し、服従させる手段の 残酷な【娯楽】。

 ゲームは生中継され、これを観るのは国民の義務。
 勝者は24名中1名のみ。そしてこの勝者には巨万の富が与えられる。

キャピトルの住人たちのファッションが、なかなか面白いです!
前衛的。そのくせ耽溺。
なるほど古代ローマに通じるモノがあるなーなんて思って観てました。

24名のプレイヤーが最後の1人まで殺し合うってのは「SAW」に通じるカンジもあるし。
隷属地区の若者が主人公ってのが、いかにもヤングアダルトノベルが原作だなーって。
プレイ中にスポンサードシステムがあって、スポンサーが増えるとその分差し入れ(薬とか)が増えるってのもゲーム的。

客席も学校帰りの高校生がいたりとかで、最近にしてはあんまりなかった光景。


主人公カットニスを演じたジェニファー・ロス。
線をぶっとくした堀北真希さんってカンジですね。
冷めた目の心の中に 芯の図太さ と 凶暴性 を秘めるカットニスを、巧く表現してます。


この映画、鑑賞後の感覚としては、あんま・・・全然爽快感がないです。
特に女性は!
でも確実に言えるのは「女性の方が日常・非日常をがっちり切り換えられる」のは間違いないってコトですかね。
もちろんそのために色んなモノを犠牲にするのが女性なんでしょうけれど。
逆に男性は、非日常を日常に引きずってきてしまう可能性が高い。
若干16歳の「フィクションの」主人公たちでさえこうなんですから、リアルはさもありなん、でしょーか。


『ハンガー・ゲーム2』の日本公開も決定済み。
上映時間が若干長めなので、水分補給には注意です。