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  野良ナレーター の 上々↑↑ライフ

何故って何故

2014-07-31 09:29:45 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
なぜ? 先進国の中で自己肯定感の低さが目立つ日本の若者(Benesse 教育情報サイト) - goo ニュース


以前、受講した講義の中で「この国(日本)は【ドリーム・クラッシャー】が多い」と聞いたことがある。
Dream Crusher は、この講義で言うところの Dream Maker の対義語。
人の持つ夢を否定し、それを奪う人を指す。

思い当たる節が全くないって人、いないでしょう?

小さいうちはまだいい。
バレリーナであろうがお嫁さんでろうが。
ケーキ屋さんであろうがお花屋さんであろうが。
仮面ライダーであろうがパンダであろうが。
所詮子供の見る夢として、親は許容する。

それが成長して、将来像が現実味を帯びたとき。
いきなり豹変するのだ。
「そんなのなれるワケないでしょう。もっとちゃんと現実を見なさい」
「将来のことを考えたら、ちゃんとした仕事に就かないと」
「いい会社(職業)に行くには、いい大学に入らないとね」
「こんな成績じゃダメ(いい大学に行けない)でしょう。もっと頑張って!」
「どうしてこんな点数なの。○○ちゃんは~点だったって」


こんなんで自己肯定感、持てって言う方が無理じゃない?
補足すると、上記で言うところの 将来 はつまり「親の老後」を指してる場合が多かったり。


「アナ雪」が日本で爆発的に支持された理由は、おそらくはこの所以。
誰も「そのままのあなたで価値がある」なんて言われて育った記憶がないから。
本来の自己を解放したくても、色々あってできない。
それ以前に、「価値のない自己を解放したところで」という自己否定。

子や孫の人生まで使って、自己の人生を完成させる。
このスタンスがある限り、この連鎖は止まらないんじゃないか。
私は実はそう思ってたりするのだ。