12/2(水)、前日までの天気予報と打って変わって出た雨マーク。
でも行く。感染対策は徹底的に。必然的に荷物は増える。
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年明けにお伺いして再びの、三島は佐野美術館さん。
こちらは刀の所蔵が本当にすごい。
美術館の創立者である佐野隆一翁が、昭和29年冬に徳川将軍家伝来の刀剣「短刀 銘 神息」を入手したことが、
古美術収集のきっかけとなったとのこと。
興味関心の発露の仕方と、手の伸ばし方が、
永青文庫さんのお殿様(細川護立氏)と共通してるところがあるなぁと思いながら鑑賞。
刀剣に関しては佐野氏の好みの方がシャープかな(個人的感想)。
「重文・刀 朱銘 義弘/本阿(花押)(名物 松井江)」とか、前に見た時も思ったけど、本当に顕著。
「伝 ○○」の刀剣の展示が、今回は一振もなかったのも特徴かなと。
蜻蛉切の展示もあり。
今回の展示も裏側(梵字側)が出てるのですが、前回と違って表面(三本樋)側も観られます。
がんばれば刃文も(もちろんがんばってきました・・・!!)。
退館前にミュージアムショップにて図録を購入しました。
見本のすぐ下のをカウンターに持って行ったところ、受付の方が、
表紙に小さいキズがあるからと別のに取り換えに行ってくださいました。
選んだのは他ならぬ私自身で、それこそ自己責任以外の何物でもないと思うのに、こういうお心遣いがとても嬉しいのです。
このコロナ禍で大変厳しい状況ではありますが、また必ずお伺いいたします。
一日も早く、安心して鑑賞できて、また安心して迎えて頂ける日が来ますことを祈って。
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