連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

アメリカ合衆国民の底流を2016年大統領選挙の結果から考えた

2016-11-11 09:32:12 | 日記・エッセイ・コラム
トランプ氏が2次期大統領に選出された。
マスコミ露出が、いやがうえにも増えるだろうトランプ氏を目にしたくない私。
トランプ氏を目にすると、不快な気持ちが湧き上がって来る。

投票人数では、ヒラリー氏が過半数を制したが、USAの大統領選挙の仕組みから、選挙人の過半数を制したのがトランプ氏。
戦略の勝利。
選挙中も、非難合戦という様相は、トランプ陣営の戦力にはまり、ヒラリー氏の、政治家としての方針を表明する機会を失った。
喧嘩の時、自分らしくない売り言葉に買い言葉の応酬で、不快が澱のように巣食う感覚です。
カタルシスを得たのは、ヒラリー氏の敗北宣言。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161110-00010000-bfj-int

トランプ氏を指示したアメリカ人
個人的目的で、脱税まがいの節税を肯定したトランプ氏を受け入れ、
    企業は、節税戦略をもって、国家収入減に邁進すべき!

イスラムに対する入国拒否、差別(HPから11月7日に削除)を受け入れ、
メキシコとの国境を封鎖:失業という不満を抱えた人のうっぷん晴らし取り組む戦法
    高賃金のアメリカ人を雇用による経済繁栄戦力を今後注視せねば!

金さえあれば、女はたなびくトランプ氏を肯定した、女性を含むアメリカ人

イギリスから新天地を目指して、先住民を排除してできた国、アメリカ合衆国。
移民拒否は、自らのルーツの基本を放棄。
今さえよければ、
前言を翻すのはものともせず、すなわち、その場で受けさえすれば、何をしてもよい、選挙期間中のトランプ氏。
発現は、信用できないと感じたトランプ氏。
すべてにわたって、個人的利益が最優先のトランプ氏。

トランプ氏を指示したアメリカ国民。
その深層を、いやがうえにも意識した2016年アメリカ合衆国大統領選挙。

ヒラリー氏の敗北宣言から(和訳からの抜粋だけれど)
「憲法に基づく民主主義は、私たちの参加を求めます。4年に1度の選挙のときだけではありません。常に参加を求めているのです。だから、できることをやりましょう。私たちが大切にしている理念や価値を前に進めていくために。私たちの経済を富裕層だけでなく、みんなのものにするために。私たちの国を、私たちの地球を守るために」

「皆さんに、特に若い人たちに聞いて欲しいんです。私は、自分が信じるもののために、生涯をかけて戦ってきました。勝ったことも、負けたこともあります。辛い思いもしました」

「あなたたちも、勝つこともあれば、負けることもあるでしょう。負けることは辛い。でも、決して、信じることをやめないでください。正しいことのために戦うことは、価値のあることです。やるべき価値のあることなんです」

「私たちは最も高い『ガラスの天井』を打ち破ることはできませんでした。でも、いつか誰かが打ち破るでしょう。そのときが、今、私たちが考えている以上に早いことを望みます」

そして、全ての少女たちに聞いて欲しい、と言葉を続けた。

「あなたは、価値がある存在で、しかも力強い。あなたの夢を実現する機会を追い求めるに値するんです。そのことを、決して疑わないで」