発病者のインフルAウィルスとの接点が気になる。
発病者は、発病が疑わしい人に意識的に近づいて感染したとは考えられない。
勧告され、報道されている症状とは異なる症状を有し、活動能力のある人が感染源と考えざるを得ない。
早急に症状の見直しをして、注意喚起項目の変更が必要な段階にきたのではないか。
インフルAの国内発生は、罹患者が、高校生で、はつらつとしたスポーツマンなど元気の象徴のような人たちに一気にまん延している。
国外で感染、発症した人の経過は順調であるようだ。
国外の情報もまとまり、他の感染症との比較も出始めてきた。
肉体的、経済的な劣者には決定的なダメージを与える不平等は、
中程度の危険度の感染症という位置づけでよいと見極められたので、
医療現場では、従来ある感染症と同列に対応する。http://medg.jp/mt/2009/05/-vol-111.html
しかし、社会的対応は、一歩間違えると、過激な、あおられた、マスコミ攻勢に遭いそうな恐ろしさがある。
感染症は、先手必勝とはいかない、
後追い対策にならざるを得ないと思う。
人は、微生物の真っただ中に生きている動物にすぎないので、微生物の数に対応した数だけ感染症の危険はあるわけで、個別な感染症に対応する手段は、発生後、しかも危険度が大きいときだけ対応してきたのが歴史的事実だろう。先手必勝するための、無限ともいえる微生物を調べ上げ、危険を想定して対策するための莫大な費用を考えると、経済的破綻が目に見えるので、”アウトブレイク”をどの段階で認知して対応するかだろう。
今回も、WHO感染症への対応を報道を通じて知り、ネットワーク、人類への普遍的な愛を感じた。
感染症の検査は、発生し、世界大流行の兆し(アウトブレイク)を嗅ぎ取った後の、グローバル、迅速な対応能力を日々の報道で垣間見た。
ノロウィルスの検査も当初は、数日を要す検査法であったが、いまだに保険適応はないにしても、大幅な検査日数の短縮を見ている。
毎日の中でできること、バランスの良い食事で、並みの肉体を維持すること。
感染症の入り口となりやすい、口、鼻、目などの粘膜を、外出中むやみに素手で触らない。できれば、マスク、メガネなどで防御する。
帰宅後は、手洗いをする。家に入るまでに触れたところは、拭き取りる。拭き取った紙などごみとしたものには触らない。:この点は盲点になりそう。