連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

ヘウレーカ アリの社会システム

2018-04-26 10:34:48 | テレビ番組

4月23日のヘウレーカのタイトルは、「サボる“アリ”はいないのか?」http://www4.nhk.or.jp/heureka/x/2018-04-25/31/33961/1426004/

集団生活の維持のために仕事をしないアリがいるのは知っていたが、

5000万年の進化の過程で獲得したアリの分業生態には、驚き、感嘆し、新しい視点が手に入った。

アリにのめり込んでいる出演した2人の方の、アリの観察眼のこまやかな視線と、

又吉直樹氏の対応のギャップも、これまた楽しかった。

サボるという表現は、アリの社会では不適切表現とおもう。

大きな巣のありは、95%は働きアリ。

小さな巣のありは、90%はお休み中。

社会構造の選択をした結果だろうという。高度成長期の日本”24時間働けますか””というコマーシャルがTVで流れたと記憶している時代。働いて、働いて、物質を手に入れることができれば幸せの、呪縛から逃れられない日本の社会システムと対比して考えると、感慨深い。

アリと人間の種の保存、遺伝子のバトンタッチの違いが、血縁だけではない、次世代への情報の伝え方などにも話題が拡がり、

原稿を書くことでの次世代への、遺産というか残しているという考え方は、独身者にとって心ほっこり。

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警察官射殺≪叱責されたから≫

2018-04-13 08:46:58 | 日記・エッセイ・コラム

派出所で、警察官が射殺。しかも、勤務中の新人とは言え警察官による射殺。

逮捕直後の供述として、”叱責された””、とか””罵倒された”との理由との報道に驚愕の思いと、

今の若者だったらありうるかなという思いです。

10年少し前から、大学の教員として勤務している(それ以前も、大学で教職をしていたのですが、医療現場という特殊環境、元気溌剌な学生と対応しているよりは、気息奄々とした患者に接していたので)なかで、

期末試験後、再試験に該当した学生が、部屋を訪問してて、

再試験は納得がいかない!(学生で、納得がいかない!はよく使っているようです)とのことなので、

本人の採点後の答案用紙と正解答案を確認させ、

その時は、100点満点中27点だったので、”点数悪かったから再試験になったのよ”と、話した直後に(この一言だけ発したのみ)、

【わたくしはできない学生じゃない。管理栄養士になりたいわけじゃない】と大声で、詰め寄ってきたというか、

きれたという表現が適切な状態になり、驚いたけけんがあります。

現在の、子供の発育環境で、注意されたり、叱責することに全く慣れていない。

ほめられ、おだてながら、夢を持ちましょう、夢に向かってすすみましょうなどと、言われて育てられてきているので、

出来ないことを指摘されるのに慣れていない。

その対応は、しょげて、泣く、ときには泣きわめく、またときには、暴力的になる。

その暴力は、肉体表現を伴うこともあれば、言葉巧みに、相手を非難する世論を盛り上げたりと、自分の防御を伴いながら相手を攻撃するなど。暴力の結果は、想定できないようで、そのつもりではなかったと言い張ることができる。

拳銃を持つ前に、警察では、拳銃を持つことの意味を教育後の勤務というが、

倫理道徳観を、1か月で獲得する困難さを露呈した事件。

増えてくるかもしれないという、空恐ろしさがあります。

 

 

 

 

 

 

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