連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

病診連携!病診連携!

2009-01-31 16:11:08 | 健康・病気

大学病院内の各科の連携は良好?

近傍の大学病院に紹介した患者は、

紹介先の科から、大学病院内の他の科の協力が必要な状態であることが検査の結果判明した模様(当院へはその結果は報告されていない)。

大学病院受診当初から、他科受診が必要と判定されたらば、判断に従って紹介をお願いすると伝えてあった。

患者は、大学病院は各科がそろっているので一元的な診療を希望したいというので、カルテは病院単位で、各科共通でもあり、紹介時に必要に応じてほかの科への受診もお願いしてあった。しかし……もともと各種の疾患を抱えていたためか、紹介先以外の科の受け入れは、スムーズにいっていない。

病診連携と、声高に叫ぶのは、どこに利点が生まれるのか?声高に叫ばれる以前は、日本の医療は破たんしていたのか?

病診連携、病診連携と声高に叫ばなければならない要因が生まれてしまった今の医療環境。

絵に描いた餅状態の病診連携、特に多重疾患、重症者を抱えている医療機関にとっては。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ:その時病院はどうすれば?

2009-01-18 12:05:31 | 健康・病気

鶴川サナトリウムというところで、101人の罹患者。院長もマスクで会見:::と報道されていた。

インフルエンザの死亡率は、白血病の死亡率より高いなどと公衆衛生学とか感染症の講義で教えられている。しかし、医療関係者でない人は、どう思っているだろう?

ウィルス感染症は、特効薬がほとんどない疾患がほとんど。

ウィルス感染に罹患し、治療薬がなければ、自己の体力に依存して治るしか方法がない。

インフルエンザウィルス感染症が厄介なことは、空気、飛沫、とまん延しやすい感染経路であること。

無差別に、不意打ちを食らいやすい相手であるのがインフルエンザウィルス。

インフルエンザにかからないためには、インフルエンザウィルスとの出会い=人との出会いを少なくする。人ごみには出かけない。単純でいて必ずしも実行を続け難い:勤務、学校など。

インフルエンザにかかった人は、病院を受診してほしくない。

インフルエンザ罹患と判明したら、自宅に戻ってほしい。

まん延させないためには、陰圧の部屋に隔離が最も有効:しかし、陰圧の部屋は、特殊な病院にしかない。日本全国ではどのくらいあるのか?

病院の従業員が、インフルエンザに罹患したらばどうするか!

余剰人員などいないというのが、目下の病院の現状。

インフルエンザにかかったら、休暇をとり自宅安静が基本。

しかし、代替要員がいない場合はどうする?

医療サービスの低下、または、患者に自宅に帰ってもらうという選択肢も出てくる。

高齢者が集団で生活している施設では、インフルエンザの同定検査、発端者の隔離をしている間にも、感染は広がる危険がある。それほど、高齢者の体力は低下しているという認識が必要。

発生、まん延で施設を非難できるか?非難して良いか?

今後の改善を考えるための検証は必要で、発生施設ではなく、公的機関ですべきでは!

検証データーは、共有化して、今後の国民の利益につなげるべき内容を含んでいるから。

マスコミは、医療関係の報道に関して、スキャンダラスな、非難がましい、足引っ張り報道ではない視点から報道してほしい。

医療機関は、問題点を認識していても、経済的ひっ迫、人手不足などが集約している現状に合って、改善策を取れるどころか、問題点が発生すれば、直ちに破たんする現状にある。

非難より先に建設的意見が出るような内容の報道をマスコミは心がけるべきだ。

医療の疲弊の大きな原因を、マスコミの言い方、操作で作り出され、多数の国民が洗脳されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする