東日本大震災の怒涛に流される家々は色を失い灰色の世界と映った衝撃的な映像の世界から、プライスご夫妻は、こころを鎮めるために、若冲の色彩豊かな四角いマス目と白い象さんが印象的な”生命のパラダイス”の前に座られて救われたという気持ちから、被災地には美しく明るい色を届けるのが支援になると思われたということから実現された、ありがたい展覧会です。
仙台ですから、ゆったりと思うように会場を何度もいきつもどりつしました。
タイトルは、これまたプライス氏が、未来を担う子供たちが理解できる漢字ではくということで、
内容が端的でわかりやすくなっていたのも楽しめた要因でした。
ガラス越しでなく。白い。白い象さん。豹、猿、馬、鳥、みんな一緒。
直に会いまみえることが出来ました。ガラス戸こしではなく。
これも、プライスご夫妻のご提案。
ポストカードを映したので、ぜひぜひ、
生でたくさんの彩りあふれた若冲、そして、墨画の世界の若冲も。
蕭白、芦雪、など100点。