20日は、偶然が重なり昼前から拘束されない時間が与えられた。
東京国立博物館で、≪仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護≫ を鑑賞してきました。
第2章 [アフガニスタン] バーミヤン の展示には、心がえぐられました。
作品は、すばらしいのですが、今ここにある流転をさせた人間の狭量さに胸が詰まりました。
カブール博物館の回廊にあったという「カーシャパ兄弟の仏礼拝」、
アフガニスタンのバーミヤン、フォラディの両遺跡の壁から不当にはがされた壁画片の数々。
同胞の祈りの心を無にすることのできる凶暴さ。
それに対し、資金を投じて 流出文化財 の一時保管、保護で、
いずれあるべきところに返還するという、偉大な構想。
薬師寺 玄奘三蔵院奉納の「大唐西域壁画」 絵身舎利 神々しく、
伽藍建立のために写経寄進に励んだこともあり、感慨深いものでした。
式能のチケットはすべて売り切れ当日券は無かったのは、幸いだったかな?
展覧会は、3月6日までだったので、無理をすればどちらも鑑賞可能だったかな!
久しぶりの、神 修羅、鬘、世話、鬼 の式能を堪能したかったというのも本音で、
日々あきらめていたことが叶ったら慾がでました。