今年の朝礼は、もう2回ありました。
院長宇塚の、テーマは5日は、「ふかいまなざし」、8日は「権力」。
患者、家族の対応にたいする嘆きから出てきました。
生死にかかわる疾患の患者が主たる診療対象で、毎日、毎日が厳しい判断を迫られ続けます。
症状が重篤でないと、差し迫っている危険を理解してもらうことが困難な例が増えてきているような気がします。
医師を含めた医療スタッフの心を踏みにじる、患者、家族の対応が増えてきました。”心無い仕打ち”ということです。
人に接するというよりは、職業という無機物としてとらえているので、一貫していない行動をとっても、”患者さまであるので許される”と思っているのでしょうか?
昨年で、印象に残ったのは、”非常識には非常識で対抗する”ということでした。入院中の患者でも、些細なことを取り上げて、ゆすりまがいのいいがかりをつけてくるのです。しかも、その後も平然と入院をし続けるのです。